売れ続ける建売会社になるために。

 

剣術の達人といわれた肥前平戸藩主
松浦静山の剣術書『剣談』に、
 
「勝ちに不思議の勝ちあり、
 負けに不思議の負けなし」
 
という言葉があります。
 
野村監督の座右の銘としても有名ですが
 
「負けるときには、
 何の理由もなく負けるわけではなく、
 その試合中に何か負ける要素がある。
 勝ったときでも、何か負けに繋がる
 要素があった場合がある。」
 
という意味で、
 
試合に勝つためには
負ける要素が何だったか、
どうしたらその要素が消せるかを
考える必要がある。
 
また、勝ち試合であっても
その中には負けに繋がることを
犯している可能性もあり、
 
その場合は、
たとえ試合に勝ったとしても
その過ちを見逃してはならない。
 
という教訓です。
 
これは、
建売業界にも通じるものがあります。
 
ここは販売に苦労するだろうなぁ・・・
という現場があっという間に完売したり、
 
これは即日完売だろう・・・
と思った現場が大苦戦したり
ということはよくある話。
 
大切なのは、
どちらにも原因があるということです。
 
売れたから良かった。
売れなかったから失敗だった。
と一喜一憂せず、
 
売れた理由は何か?
売れなかった理由は何か?
 
をちゃんと言葉で表現できるように
原因を突き詰めて考えること。
 
それが生きた経験になり、
会社のノウハウとして残っていくのです。
 
あなたの会社では、
売れた理由、売れなかった理由を
徹底的に分析していますか?
 
同じ過ちを繰り返さない
勝ち続ける会社になるためには
原因を知ることが重要です。
 

まずは、
最近の現場からはじめてみましょう。