人はなぜモノを買うのか?

 

最近多い相談のひとつが、
 
どんな物件を作ったら
もっと売れるようになるでしょうか?
 
というもの。
 
究極の質問ですが、
それほど商品企画に悩んでいる業者さん
が多いということでしょう。
 
もちろん、
これをつくれば絶対に売れる!
ということは断定できませんが、
 
これを知れば
売れる商品企画が立てられる
というものはあります。
 
それが、
人間の根源的な5つの痛みです。
 
それをお話しする前に
まず理解しておいていただきたいのは、
 
人はなぜモノを買うのか?
ということです。
 
人がお金を払ってモノを買う理由が
わからないと売れる商品はつくれません。
 
仮に何かの理由で売れたとしても
それは、まぐれ。
 
何度も繰り返し売ることはできません。
 
一世を風靡した建売業者が
いつの間にか消えてなくなってしまう
のは、人がモノを買う理由を理解して
いないからです。
 
人がモノを買う理由は、
とてもシンプルです。
 
それは、
苦痛から逃れ、快楽を追求するため。
 
もしくは、
今の感情をより良いものに変えたいため
です。
 
この2つのためにお金を払うのです。
 
だから、人が抱える根源的な痛みや思い、
感情に働きかけるような商品をつくり、
それをきちんと広告で訴求すると面白い
くらい売れるようになります。
 
そこで重要になってくるのが
人間が抱える根元的な痛み。
 
それが次の5つです。
詳しく見ていきましょう。
 
まずは、恐怖。
 
人は希望より恐怖を感じると行動します。
お金がなくなると惨めな思いをすると思う
からこそ、それを防ぐ商品にお金を払うの
です。
 
次は、退屈。
 
私たちは誰もが、生きる目的のない
ハリのない毎日を過ごすより、
退屈な現状が変わる、刺激のある毎日を
過ごしたいと思っています。
 
3つめは、無能。
 
人は誰でも自分は才能に溢れた人間だと
思いたいものです。逆にいうと、無能で
誰の役にも立たない人間になることに
人は激しい苦痛を感じます。そのため人は
誰でも自己重要感、自尊心を持ちたいと
思っています。
 
4つめは、孤独。
 
当たり前のことですが、
人はひとりになることを恐れます。
他人との心の触れ合いや繋がりを求めて
いるのです。
 
最後が、失敗。
 
人生の最期に「自分の人生は失敗だった」
と後悔する人はとても多いといいます。
つまり、多くの人が自分の思い描いていた
人生と違う人生を歩んでいるということ。
心の底で、「こんなはずじゃなかった」と
思いながら。
 
商品をつくるときは、
この誰もが持っている5つの根源的な痛み
を解消する商品をつくること。
 
そして、
それをわかりやすく訴求すること。
 
それだけで、面白いように売れる商品が
つくれます。
 
まずは、人間が持つこの5つの根源的な
痛みを理解しましょう。
 
これこそが

あなたのビジネスを成功させるキモです。