買いたくなる演出、できていますか?


売れてる建売業者と売れてない建売業者
の違いをひと言でいうと、
「演出の違い」です。

売れてる建売業者の物件は、
売れるような演出が施されていますが
売れてない建売業者の物件は、
家というモノ、建物だけを売っています。

そもそも売るために演出が必要である
ことすら知りません。

まぁ、無理もありません。
建売業者と不動産業者は分業が当たり前。

建売業者は家をつくる人、
不動産業者は家を売る人、
と役割分担されてきたからです。

もちろん、
それでうまくいった時代もありました。

しかし、今は違います。
家を売るのが商売の不動産会社が
どうやったら売れるのかわからない時代。
気合と根性だけでは売れない時代に入って
しまったからです。

では、どうしたらいいのか?
ということですが

まず最初に、これからは
不動産業者に頼らないと決めることです。

これからは売主が不動産業者に代わって
お客様を集客、説得する時代。

あなたの作った建物に
あなたが売れるための演出を施して
世の中に送り出す時代です。

決して、土地を仕入れて建物を建てる
ことだけで終わってはいけません。

そこで待っているのは、
安売り競争という競争だけ。

それに巻き込まれないようにするには
安売りと安く見せる演出の違いを学ぶ
ことです。

では、演出とはどういうことか
具体的にお話しましょう。

演出とは簡単にいえば、見せ方。
あなたの建売住宅の見せ方のことです。

演出には、7つのパターンがあります。

1、安さ感の演出
2、安心感の演出
3、お値打ち感の演出
4、お得感の演出
5、限定感の演出
6、特別感の演出
7、親近感の演出

売れている建売住宅、
売れている建売業者は、
この7つの演出をうまく利用しており

「物件」「ターゲット客」「自社の強み」
によってその組み合わせを変えています。

例えば、住宅で新規客を集めたい場合は、
まず「安心感」が重要になります。

過去に購入したお客様の声を掲載したり
来場しやすいオープンハウスのイベントを
組むなどして

安心して問い合わせや来場できる環境を
演出することが必要です。

他にも、競合物件と比べて圧倒的に価格
で勝っている場合には、徹底的に安さ感
を演出するチラシや看板をつくったり、

逆に、価格では競合に負ける場合は、
こだわり部分を強調してお値打ち感や
限定感、特別感を演出することが必要です。

どれを演出するか、
どれとどれを組み合わせて演出するかは、
あなたの物件の特徴や
その物件がターゲットとするお客様、
そしてあなたの会社の強みや
弱みによって変わってきます。

その組み合わせがうまくマッチすると
面白いように売れるようになるのが
演出のいいところ。

あなたの腕の見せ所です。

この機会にあなたの物件の演出方法を
考えてみませんか?

どの部分を
誰にどのように演出したらいいのか、

それを考えるようになるだけで
売れる物件がつくれるようになります。

新しい世界が見えてきますよ。