経営者にとって本当に必要な勉強とは?


セミナーにしろ、ブログにしろ
ウケのいい話と、あまりウケない話が
あります。

ウケのいい話は、
成功事例や失敗事例などの体験談。

特に、自分でもすぐに実践できそうな
話はウケがいい。

それに対して、
本質を語った話や、理屈、ビジネスの
公式についての話は、ウケが悪い。

当然といえば当然。
話に具体性がないし、分かりにくい
から。

ましてや、その話を聞いても
すぐに自分に応用できそうにない場合
はもっとウケが悪い。

しかし、どちらが大事かというと
本質を語った話や、理屈、ビジネスの
公式を語った話。

なぜなら
ビジネスがうまくいかない時の支えに
なってくれるからです。

ビジネスがうまくいくかいかないかは
どんな戦術をとるかによって大きく変
わります。

建売住宅でいえば、
どんな家を建てるか、など。

今が旬の家、(例えば、大きな地震が
あった時は、耐震にすぐれた家や電気
が自宅でまかなえる太陽光発電の家等)
を建てれば、売れる確率は高まります。

しかし、旬というのは移り変わるもの。

あの大地震でさえ、
時間が経つと昔のこと。

耐震や太陽光発電も大事だけど
危機感がなくなれば他に目移りするのが
お客様というものです。

では、旬の変化や世の中の流れを敏感に
感じ取ることができるようにするには
どうしたらいいか、

そのためには、
人間の本質や、ビジネスの公式を理解
しておくことです。

売れる商品は時代によって変わります。
売れる売り方も時代によって変わります。

これからはネットの時代だ
フェイスブックだ、いやラインだ
など新しい儲け話があちこちで
聞かれますが、

あまりそれに振り回されると
自分のやるべきことがわからなくなって
しまいます。

どれも中途半端で終わってしまい
結果がでない。

本質がわかっていないから
答えがでるまで継続できず、
途中でやめてしまうことが多いのです。

最近は、誰でも簡単にすぐに結果がでる
方法が求められていますが、

そんな方法は、
すぐにすたれてしまうもの。

また、新しい方法を探さなければなり
ません。

それより大切なことは、
すたれない方法を身につけること。

人間の本質を知り、
それに応える商品、サービスがつくれる
ようになること。

そのためには
小難しい理屈や公式も重要になってきます。

たまには、小難しい話や
難解な公式にも耳を傾けましょう。

良薬は口に苦しですよ。