売れる仕組みのつくり方。


長い間仕事をしていると
ビジネスの基本を忘れてしまいます。

基本を忘れるというより
そもそも基本を知らずにビジネスを
はじめた、そんな人も多くいます。

建売業界もしかり。
不動産仲介業の延長から建売業界に
参入した人もいれば、建築業の延長
から建売業界に参入した人もいます。

どちらも、ビジネスの基本を理解し
ているかというと、していないこと
の方が多い。

もちろん、天性の勘でビジネスの基
本を知っている人もいますが、言葉
や理屈で説明できないため、部下を
育てられないことが多いようです。

やはりビジネスの基本は言葉や理屈
で説明できるようにしておいた方が
賢明です。

では、ビジネスの基本とは何か?

会社の場合は、売れる仕組みという
ことでしょう。

商品をできるだけ多く買ってもらう
ための売れる仕組み。

これを言葉にして、理屈で説明でき
るようになると会社は発展します。

そして、問題が起きた時、修正が簡
単にできるのです。

そこで必要なことが、次の5つ。
この5つの質問に適切に答えられれ
ば売れる仕組みは完成。

時々修正しながらシステムをつくり
こんでいけば会社は安定します。

では具体的に見ていきましょう。

質問その1
・あなたの建売住宅は、
どのようなニーズの人に最適な建売
住宅ですか?(どんなニーズを持った
人がもっとも喜ぶ建売住宅ですか?)

質問その2
・あなたの建売住宅は、
どんな客層の人に買ってもらいたい
建売住宅ですか?

質問その3
・あなたの建売住宅は、
あなたがターゲットにする人たちに
必要な要素だけで商品をつくってい
ますか?(設備が不足したり、過剰
設備になっていませんか?)

質問その4
・あなたの建売住宅は、
あなたがターゲットにする人たちが
もっとも買いやすい方法(流通チャ
ンネル)で提供していますか?

質問その5
・あなたの建売住宅は、
あなたがターゲットにする人たちに
知らせるために広告やチラシなどの
宣伝活動をしていますか?

この5つの質問に具体的に答えられ
るか?

その答えが適切かどうかによって
売上は大きく変わってきます。

これを常に考えること。
そして修正することが経営者の仕事
です。

重要なのでもう一度言います。

1、どのようなニーズの人に売るの
かの市場を決め、

2、買ってもらいたい客層を定め、

3、その人たちに必要な要素だけで
建売住宅をつくり、

4、その人たちがもっとも買いやすい
流通チャンネルで提供し、

5、それを知らせるために広告や
チラシなどの宣伝活動を行う。

これが売れる仕組みです。

あなたの会社には売れる仕組みが
ありますか?

安定した売上げを上げ続けるには
売れる仕組みをつくること、これが
もっとも重要です。