売れる建売住宅をつくるにはどうしたら
いいのか？
建売業者さんにとっては、
究極の質問です。
この答えがわかれば
業績は一気に上がるでしょうし、
将来の不安もなくなります。
実際、よく聞かれる質問なのですが、
答えはそんなに難しくありません。
お客様が欲しがるものをつくればいい
だけ。それだけです。
なぁんだ、と思われる方もいらっしゃる
かもしれませんが、
実は、これができている建売業者さんが
本当に少ない。
たいていの建売業者は、
自分たちがいいと思う商品を作って
いるからです。
要するに、売り手の発想。
だから、コンスタントに売れる建売住宅
ができないのです。
そもそも、購入してくれたお客様が
なぜあなたの物件を選んだのか、
他にもいろんな建売住宅がある中で
なぜあなたの物件を選んで
なぜ他の物件を選ばなかったのか、
ということがわかっていません。
購入してくれたということで満足して
しまっています。
大切なことは、
お客様がなぜ家を購入しようとしたのか
どのような探し方をしたのか
どれくらい時間がかかって
何について一番悩んで
何が決め手となって
その家を購入することにしたのかを
知ることです。
そうすれば、
逆算して家をつくることができる。
つまり、売れる建売住宅をつくることが
できるわけです。
しかし、現実には
売れてよかったで終わってしまっている。
売れたのは、きっとこれが良かったから
だろうと、自己満足に陥っている。
それが、あたりはずれのある建売住宅を
つくってしまう理由です。
それと、やっかいなのが
お客様が欲しがる家というのが時代に
よって変化するということ。
一度、聞けばいいというものではない
ということです。
絶えず、お客様の声を聞いて
商品を微妙につくり直さなければいけない。
老舗の菓子舗が
商品は同じだけど味の配合を時代に合わせ
微妙に変えているのと同じです。
そうやって時代を先取りしながら
お客様の欲しがる物件を作り込んでいく。
その作業が重要なのです。
それをしないのは、本当にもったいない。
自ら成功のチャンスを逃しているような
ものです。
契約の時、引き渡しの時、引っ越しの後など、
お客様とふれあう時間はたくさんあります。
菓子折りひとつ、
引っ越し祝いひとつで、
お客様のホンネも
お客様の満足も獲得することができます。
この機会にぜひ一度試してください。
びっくりするようなヒントが隠れていますよ。