建売業者はインターネットが苦手。


今やインターネットは私たちの生活
にかかせない存在。

日用品から趣味嗜好品、住宅にいたる
まで、大抵のものはインターネットで
検索、購入できるようになりました。

しかし、すべての人がうまくインター
ネットを利用できているかというと
そうではありません。

とりわけ、
建売業者さんはインターネットの使い
方が下手。

せっかくの強力な武器を使いこなせて
いません。

もちろん自社で販売している建売業者
さんが少ないという理由もあります。

販売は、知り合いの仲介業者を通して
という業者さんが多いため、そもそも
インターネットを利用する必要がない。

だからインターネット事情に疎いのか
もしれません。

しかし、そんなことを言ってられない
のが昨今の建売業界。

うまくインターネットを利用している
業者さんとそうでない業者さんの売上
が大きく変わっているからです。

まず、最初に考えていただきたいのは
あなたの物件を購入してくれそうな
お客様はどのように物件を探すのかと
いうことです。

たぶん、30代の人たちでしょうから、
家を探すとなったらまずインターネッ
トか、今ならスマホで物件情報を収集
するのではないでしょうか?

間違っても、いきなり不動産業者に
行くというのは考えられません。

まずは、自分で情報収集。
ある程度、相場や物件に目星をつけ
てから不動産業者に連絡というのが
一般的な消費者の行動です。

だとすれば、
お客様が探すインターネット上に
あなたの物件が掲載されていないと
いけないということになります。

例えば、
田園都市線のたまプラーザ駅周辺で
新築物件を探しているお客様がいる
としましょう。

そうするとそのお客様が検索する
キーワードは、

「田園都市線「たまプラーザ」
「新築一戸建て」

というようなキーワードです。

だとすれば、
それらのキーワードを入力して最初
の検索ページにあなたの建売住宅が
出てこれば、あなたの建売住宅が売
れる確率は高くなります。

実際、他業種ではそれをするために
莫大な費用と時間を使っているのが
現実。

グーグルによれば検索ページに出て
こない商品はこの世に存在しないの
と同じ、だそうです。

だから、なんとしてもそれらの
キーワードでトップ表示させなけれ
ばなりません。

そのためには、仲介業者のチカラが
必要です。

彼らが積極的に自社のホームページ
やSUUMO、アットホーム、Yahoo!
などで広告宣伝することです。

そんな業者が増えれば増えるほど、
あなたの建売住宅がお客様の目に触れ
る機会は増えます。

つまり、機会ロスがなくなるという
ことです。

この話をすると、必ず出てくるのが
いろんな業者に広告されると
売れ残り物件みたいでイヤ、という
感情論ですが、これは

プライドを取るか、
売り上げを取るか、

どちらを優先するかということです。

もしあなたがプライドを取るなら
広告しないで売るという選択肢を
取ればいいでしょう。

しかし、プライドより売上げを優先
するなら積極的に広告すべきです。

さて、
あなたはどちらを優先しますか?