最高値で買ってくれるお客様とは?


先日、わが家の愛犬が入院しました。

食欲もあり、とても元気だったの
ですが、ある日突然、口から血を
流していたのです。

最初は、大した量でもなく、
しばらくすると血も止まっていたので
放っておいたのですが、

日に日に、その量と回数が増加。
気がつくと口が血だらけという状態に
なったため、かかりつけの病院に
行きました。

ただ、病院に着く頃にはすでに出血も
止まっており、先生も原因不明。

レントゲンを撮り、
麻酔をかけてじっくり見てもらっても
出血箇所すらわかりません。

ただ、血液検査をすると
明らかに貧血状態。

血が止まらないというのだけは
事実です。

そこで、
かかりつけの病院の先生から
CTスキャンをすすめられ、
先生の紹介する動物病院に行くことに。

紹介された動物病院に行くと、
とりあえず入院させましょうと言われ
その場で入院。

CTスキャンをして
原因箇所を突き止めて
場合によっては内視鏡で手術をします
と言われました。

その日は、そのまま愛犬を残して帰宅。
原因不明というのが気がかりでは
ありましたが、あとは医者に任せる
しかありません。

そして翌朝、
何気なく、携帯電話を見ると
病院から着信のサインが。

時間は、夜中の1時20分。
胸騒ぎがして、
すぐに電話したのですが
病院はまだ始まっていません。

いやーな時間を過ごすこと2時間。

やっと繋がると、出たのは先生。

「夜中に電話いただいたみたいですが、
 何かありましたか?」と聞くと、

「いえ、夜中に出血したので緊急に
 輸血をしました」とのこと。

少し貧血がひどいので今日の
CTスキャンは延期しましょうという
電話でした。

夜中まで先生が見ていてくれたことは
ありがたいのですが、さすがに夜中の
1時20分に電話があるとビックリします。

検査をしながら入院すること4日。
最終的には、犬歯の元から出血して
いることが判明。

歯を抜いて、
縫合して処置を終えました。

簡単に言えば
歯を抜いたら治ったのですが、

なんと、治療費は約30万円!

犬の治療費は高いとは思っていましたが
歯を抜いただけでこれほどとは…

ちなみに、犬の輸血代は、
200mlで、37,500円也。
これを2回やっていますから
検査費用等を入れると
それだけで80,000円を超えていました。

もちろん、
この先生には感謝していますし、
治療費も気持ち良くお支払いしました。

ただ、
緊急性のあるお客はお金を気にしない
ということを再認識しました。

わが家の場合は、
紹介客で、緊急性のある客。

その上、愛犬の命にかかわる病気と
いわれると、お金は二の次になって
しまいます。

住宅の場合も同じ。
緊急性のあるお客様はお金を気にしない
傾向があります。

予算内であれば、
少々相場より高くても購入します。

住宅の場合の緊急性とは、
今すぐ入居できること。

いつまでに入居しなければならない
という期限のあるお客様は緊急性が
高い。

であれば、
完成物件はそこをセールスポイントと
して訴求すると緊急性の高いお客様が
集まります。

在庫処分で困っているなら
緊急性の高いお客様を集めましょう。

緊急性の高いお客様ほど高値で買って
くれますよ。