青田で売るために絶対必要なモノとは?

最近多い相談のひとつが、完成前に売り切る
にはどうしたらいいですか?という相談です。
もっとも、これは最近に限らず
いつの時代もある相談。
最近特に増えてきたというのは、
それだけ在庫が圧迫してきたということ。
景気が良くないということでしょう。
多くの人が青田(土地の段階)で売るのは
難しいと思っています。
しかし、本当は青田(土地の段階)で売るのは
決して難しいことではありません。
ただ、現物が見えないので
それなりの準備が必要なだけ。
準備を万全にして、
青田(土地の段階)で買うメリットが
お客様に提供できれば青田(土地の段階)でも
売れます。
売れない、難しいというのは、
準備が不完全な会社が多いということ。
ろくな準備もせずに、
青田(土地の段階)で売ろうとしても
売れません。
お客様にとって青田(土地の段階)で
買う最大の不安は、どんな建物が建つ
のかわからないこと。
自分の目で見ることができないことです。
裏を返せば、自分の目で完成状態を見ること
ができれば決断できるということ。
決断できないのには、
それなりの理由があるということです。
そこで重要になってくるのが、
写真です。
完成物件の写真。
これが全くない、
という建売業者さんが結構あります。
たくさん分譲しているから
いちいち写真なんか撮ってたら費用が
かさむ…と思っていたのかもしれません。
完成物件の写真なんてなくても
売れてきた…そう思っているのかも
しれません。
確かに、昔はそれで通用しました。
しかし、今はそれが通用しません。
なぜなら、時代が違うから。
お客様の購買パターンが違うからです。
ケータイやデジカメがこれだけ身近に
なった今、数千万円もする家の写真が
ないというのは、お客様からすると
信じられない話。
ましてや、プロの建売業者が自社の完成
物件の写真を持っていないというのは、
どんな会社なのだろう?と不信感さえ
抱かれてしまいます。
もっとも、
建売業界では写真がないのは珍しいこと
ではありませんから、逆に完成物件の写
真が豊富にあるのは、それだけで他社と
の差別化になります。
建物が完成したら必ず写真を撮りましょう。
できればプロのカメラマンに頼んで
キレイに撮ってもらいましょう。
ある建売業者さんは毎回プロのカメラマン
に頼んで写真を撮ってもらい、
それを本にして応接室においてあります。
写真集のような本で、
お客様にプレゼントできるようにしてある
ので、相談に来たお客様には大好評。
成約率も大きく変わったとおっしゃって
いました。
あなたの会社では、
完成物件の写真をちゃんと撮っていま
すか?
完成物件の写真は、
ホームページの実績紹介、
写真集としてお客様へのプレゼント、
販売図面にも利用できれば
チラシや仲介業者へ販促データとして
送ることもできます。
写真を撮りましょう。
キレイな写真を保管しておきましょう。
それだけで成約率は必ずアップします。
お試しください。