あなたの建売住宅は身内に売れますか?


もしあなたの身内や、あなたの友人が
家を探しているとしたら、

あなたは自分の建売住宅を薦めますか?

もちろん、身内や友人だからといって
特別値引きはなしです。

一般のお客様と同じように
考えてみましょう。

この質問は、究極の質問。

答えがイエスかノーかで
これからあなたのやるべきことが
大きく変わります。

経営者なら、イエスと答える人が多い
かもしれません。

しかし、スタッフはどうでしょう?
自信を持ってイエスと言えるスタッフ
が何人いるでしょうか。

実は、これは売上げに大きく関わって
きます。

自社の物件が好きでたまらない、
自社の物件のことについては誰よりも
その良さをわかっている。

そんなスタッフの多い会社ほど売上げ
は上がるからです。

まあ、当然といえば当然なのですが
それができていない会社が多い。

異業種の話ですが、
私の知っている布団屋さんは、
従業員(パート社員も含む)には原価
で自社の商品を売っています。

商売として考えれば、少し割引が多い
程度でいいと思うのですが、その会社
は従業員への販売は利益度外視。
ほぼ原価で販売しています。

その理由は、従業員にこそ商品を良く
知って欲しいから。

販売に携わる従業員がその商品を実際
に使っていればその良さが実感できる。

つまり、説得力のある話、接客ができ
ると考えているからです。

実際、トップセールスマンはほとんど
自社の商品を使っている人ばかり。

だから、お客様からの反論にも的確に
対応できます。

もちろん、建売業界では自社の商品を
従業員に売るというのは簡単ではあり
ません。

しかし、その良さを実感させることは
可能です。従業員教育を徹底すれば
いいだけのことです。

大切なのは、
スタッフが自社の商品にどれだけ愛着
があるか。

どれだけ熱心に自社の商品を語れるか
です。

あなたのつくる建売住宅は、スタッフ
が自分の身内や友人に自信を持って薦
められる物件ですか?

もし、そうでないとしたら
商品企画を含めて抜本的な対策が必要。

自信を持って薦められるとしたら、
その理由をわかりやすく言葉で説明で
きるようにしておくことです。

思うように売上げが上がらないという
人は、真剣に考えてみましょう。

ここがポイントかもしれません。