売れる仕組みのある会社とない会社の違い。


売れる仕組みのない建売会社と
売れる仕組みのある建売会社は、
不景気になってくると
その差が歴然と現れます。

売れる仕組みのない建売会社は、
不景気になると完全に業務が止まります。

まず、何をしたらいいのかわからない。
どうやってこの苦境を乗り越えたらいい
のか具体的な方法を知りません。

そのため、仲介業者の言葉を鵜呑みに
する。売れないのはあなたのせいでも
仲介業者のせいでもなく、世の中の
せいだと自分たちを慰めます。

その結果、
ますます売れなくなっていく。

最終的には、仲介業者の言葉にダマさ
れて値下げを繰り返す。

そして、赤字になるまで値下げして
在庫処分する。

それの繰り返し。

世の中、いい時もあれば、悪い時も
ある。それがビジネスと割り切って
不安定な経営を繰り返す。

それが売れる仕組みのない建売会社の
典型です。

それに対して、
売れる仕組みのある建売会社は、
売れない時に、何をしたらいいのか
わかっています。

不景気になるのは自分たちのせいでは
ありません。

また、不景気になったとしても全く買
う人がいなくなるわけでもありません。

ある一定の数は必ず売れていくという
のを知っています。

であれば、その人たちをターゲットに
絞ればいい。

売れなくなったら、次はこの手、
それでも売れなければ、次はこの手と
ニの矢、三の矢を用意しています。

それが、販売戦略。
仕入れだけで販売戦略を持たない会社は
不景気になるとその弱さが露呈します。

もちろん、自社で販売しろというのでは
ありません。

自社で販売できなくても仲介業者を利用
すれば販売は可能。

仲介業者を巻き込んで販売戦略を練る。
そしてそれを実行する。

それが売れる仕組みのある建売会社です。

ただ問題は、
仲介業者に販売能力がないということ。

仲介業者も建売会社と同じで、
売れる仕組みにある仲介会社と
売れる仕組みにない仲介会社があること
です。

そして、そのほとんどが
売れる仕組みのない仲介会社。

景気に左右され、
建売会社と同じように不安定な経営を
繰り返す仲介会社ばかりです。

だから、あなたが売れる仕組みを持つ
建売会社をつくる必要があります。

これからの建売会社の経営にとって
大切なことは、仕入れ力ではありません。

売れる仕組みを持つ会社になること。
そうすれば仕入れ力は自然とついてきます。

ほとんどの建売会社は、
仕入れがすべてだと考えています。

そのため販売には力を入れていません。
だから、不景気になると一気に弱さが
でてしまいます。

安定した経営に必要なのは、
仕入れと販売の二つの力。

どちらかが欠けていると
経営は安定しません。

あなたの会社は仕入れだけに頼っていま
せんか?

これから必要になるのは、販売力。
売れなくなった時に出せる二の矢、三の矢
です。

これ、とっても重要です。