自分の頭で考えていますか?


コンサルティングで一番多い悩みは、
販売不振。

予定した価格で売れない・・・
予定した期間内に売れない・・・

それがほとんどです。

どうすれば売れるでしょう?
と質問されることが多いのですが、

ここで、
本当のことを言ってしまうと
クライアントの機嫌を損ねます(笑)

賢明なコンサルタントは、
クライアントに自分で答えを見つけて
もらうことが大事。

決して、ストレートに答えを言っては
いけないのです(笑)

実はこれ、冗談のようで本当のこと。

コンサルタントになりたての頃は、
これがわからなくて苦労しました。

人間というのは不思議なもので、
自分で納得しないと行動しません。

どんなに正しい答えでも、
腹に落ちていないと正しい答えだと
認めてくれません。

そのため、
正しい答え、効果的な方法を伝えて
も大抵のクライアントはやらないか、
すぐに効果が現れないと止めてしまう。

そのどちらかです。

売れないのには、理由があります。

立地が悪い、
建物が悪い、
価格が高い、などなど

売り出した後からではどうしようもない
ことがほとんど。

それを、販売テクニックでカバーしよ
うとするのですから、自ずと限界があ
ります。

どれだけテクニックを使っても
商品の実力以上には売れないからです。

もちろん、たまにはテクニックで
売れることもあります。

しかし、それは長続きはしません。
努力に対してのご褒美程度のもの。
一時しのぎにすぎません。

大切なことは、
一時しのぎの間に根本の問題を解決する
こと。売れない本当の理由を見つけるこ
とです。

それができていない経営者が多い。

喉元過ぎれば熱さ忘れる、
とはよく言ったもので、すぐにまた

現実から目を背ける、
問題を先送りする、

その結果、訪れるのは
もっと大きくなった問題やトラブル。

そして、またテクニックに頼る。
これの繰り返しです。

確かに問題を直視するのはつらい。
でも、つらい問題を直視していると必ず
答えは見つかるものです。

いつも頭の中に問題を入れておくと
答えが向こうからやってくるものです。

不思議なもので、これは真実。
現実から逃げなかったご褒美です。

あなたは、問題を直視していますか?
問題を先送りしていませんか?

問題を直視する習慣を身につけましょう。
1日、30分だけでも会社の問題を考える
時間をつくりましょう。

それだけで、
問題解決の糸口は見つかります。

いつのまにか、
答えが向こうからやってきます。

お試しください。