一番簡単な競合対策とは?


建売住宅の売れ行きを左右するものに、
競合物件の存在があります。

競合物件があるかないか、
あるとしたら、どれだけの実力か、

それによって売れ行きはもちろん、
販売戦略も大きく変わってきます。

それほど重要な競合物件の存在ですが、
競合対策については力を入れていない
会社が多い。

力を入れていないというより、
競合にどう対処したらいいのか
わからない・・・

競合が強ければ強いほど、
あきらめムード全開。

嵐が過ぎ去るのをただ待つ。
そんな会社が多い様です。

確かに、価格や品質、立地など
客観的に見ると勝てない物件も
たくさんあります。

プロであればあるほど
競合のいいところ、
自社の悪いところが目につくもの。

考えれば考えるほど、
自己嫌悪に陥り、諦めたくなる気持ち
もわかります。

しかし、それはあなたがプロだから
そう感じるだけ。

建物や不動産価格などに精通している
から、そう感じるだけです。

だから、自社の物件の粗ばかりが
気になり対策が考えられないのです。

お客様にはあなたと同じだけの
知識も経験もありません。

プロではなく素人なんです。

素人が物件を選ぶ基準はプロとは
違います。

現実のお客様の購入判断は、
価格や品質、立地だけではありません。
それ以外にも山ほど選ぶ理由はあります。

それを探せるかどうか、
そしてそれをいかにお客様にわかりやすく
伝えられるか、

それができれば、
圧倒的に不利な状況でも挽回は可能、
チャンスはあります。

そのために必要なことは、
自社の良いところを徹底的に探すこと。
競合に勝てる部分を探すことです。

どんな小さなことでもかまいません。
こんなこと?と思うようなことが
お客様にとって決め手となることも
よくあります。

目標は、100個。
スタッフ全員でゲーム感覚で探してみま
しょう。

すると、不思議なことに
あれだけ競合には勝てないと思っていた
物件も勝てるような気になってきます。

そうやって流れを変えと
あら不思議、
売れるようになってくるのです。

そんなことで売れるなら苦労しないよ、
という人も多いでしょう。

しかし、現状を打破するには
お金もかからず
これが一番手っ取り早い方法。

競合のせいで売れないとしたら
この方法からスタートするのが一番です。

まずは、ダマされたと思ってやってみま
しょう。案外効果ありますよ。