会社の信頼性を上げる超簡単な方法。


オーストラリアの鶏卵生産者の間に、
ウェブカメラを使ってニワトリの飼育
状況をインターネットで中継する動き
が広がっています。

オーストラリアでは動物愛護の観点から
小屋の中だけで育てるケージ飼育タイプ
より、放し飼い(フリーレンジ)タイプ
の鶏卵の人気が高まっているのですが、

表示基準が曖昧だとして自分で確認した
がる消費者が多いためです。

サニー・クイーン・ファームスは放し飼
い方式での鶏卵生産大手。同社のホーム
ページからクイーンズランドの農場に設
置したウェブカメラにアクセスすると数
百羽のニワトリが草原を動き回っている
様子が観察できます。

気になる販売シェアと価格ですが、
オーストラリアの鶏卵市場で、放し飼い
タイプは販売額ベースで4割前後。

価格は12個入り700グラムの場合、
放し飼いタイプで4.99豪ドル(約460円)。
ケージ飼育タイプ(2.99豪ドル)より
約7割も高いのですが、消費者団体の調査
によると「高くても放し飼いタイプのたま
ごを選ぶ」と答えた消費者は半数に上ると
いいます。

この事例で面白いのは、
ウェブカメラを使って鶏の飼育状況を
インターネットで中継したところです。

消費者は広告などでいろんなメッセージ
を受けますが、全てを信用しているわけ
ではありません。

むしろ、大抵のメッセージは誇大広告だ
と思っています。

だから、どんどんメッセージの威力が
落ちていく。つまり、広告の反応率が
下がっていくのです。

だから、売上も伸びない。

では、どうしたら売上を伸ばせるか?

そのためには、メッセージに信頼性を
与えることが必要です。

つまり、「論より証拠」ということ。

例えば、建売住宅の場合、
多くのお客様は建売住宅は注文住宅より
作りがいい加減、安普請だというイメー
ジを持っています。

そうではないということを、実際の現場
では、広告や営業マンの言葉を通して伝
えるわけですが、
「一生懸命作っています・・・」
「この会社は誠実な会社です・・・」
と言ってもなかなか信じてもらえません。

しかし、実際に建てている様子を見ても
らえば、それも24時間見てもらえば、
そのメッセージに、信頼性が生まれます。

百聞は一見に如かず、
裏表ない仕事ぶりを見せるだけで、
メッセージに重みがつくだけでなく、
会社の信頼性もアップ。
会社のブランド力も強化できます。

以前は、コストの関係で難しかった
ウェブカメラでの現場中継。

最近は、ローコストでの採用が可能に
なりましたた。この機会にあなたの会社
でもウェブカメラ中継をはじめてはいか
がですか?

職人には嫌われますが、
お客様には絶大な信頼が得られます。

ローコストでできる
差別化のチャンスです。