ひとりで考える時間、確保していますか?


コンサルティングをしていると
急激に伸びる社長と、
なかなか伸びない社長がいることに
気がつきます。

急激に伸びる社長が
なかなか伸びない社長より能力が
高いわけではありません。

実際、社長の能力はどこも大して
変わりません。

それなりの成果を上げてきている
社長さんばかりですから、能力の
ポテンシャルは高いものがあります。

ただ、その能力がうまく発揮できて
いない人が多い。

コンサルティングを依頼するくらい
ですから、そうでない人と比べると
意欲はかなり高いのですが、
それでも差がでます。

では、なぜ能力が同じにも関わらず
差が出るのか?

それは、考える時間の差です。

急激に伸びる社長というのは、
問題を解決するために自分で考える
時間をとります。

それに対して、
なかなか伸びない社長は、
忙しい…を隠れ蓑に問題と向き合う
時間が少ない。

これだけ。

自分で問題を解決するための
考える時間を持つか持たないか、
それだけで伸び方が大きく違ってくる
のです。

忙しいのは、どこの社長も同じ。
忙しい中で、どうやって時間をつくるか
それが会社を発展させる原動力です。

実際、忙しいというのは
時間の使い方が下手な場合がほとんど。

忙しいといいながら
余分な仕事をしたり、お金にならない
仕事をしたりということは多々あります。

こんなことをいう私もそのひとり。

忙しいといいながら、
ネットサーフィンをしたり、
調べ物と称して本を流し読みしたり
というのは日常茶飯事。

そこでおすすめなのが、
時間をブロックする方法。

この時間は電話にも出ない、
ネットサーフィンもしない、
とにかく仕事のことだけしか考えない
という、時間をブロックする方法です。

私の場合は、33分間。
パソコンのタイマーを33分に設定して
その間は、考えること以外は一切禁止。
トイレにもいかないようにします。

慣れないうちは少し辛いですが、
慣れてくると、不思議なことにこの時間
だけは集中できるようになります。

タイマーの音が心地よく聞こえるくらい
集中できるから不思議です。

社長の仕事は、考えること。
自分の頭で考え、
そして行動することです。

そのためには、考える時間がすべて。
考える時間が取れない限り進歩はありません。

あなたは考える時間を確保できていますか?

集中して考える時間をつくりましょう。
誰にも邪魔されない時間をつくりましょう。

それだけでもっと簡単に成長できますよ。