小さめのLDKの家の売り方。


間取り図を見ていたり、実際に現地を見
ると、時々思うことがあります。

それは、このリビング狭い・・・?
ということ。

実際には、そこそこの広さがあるのが普
通なのですが、家具の配置やテレビの位
置がイメージできず狭く感じてしまうこ
とです。

建築士によっては、家具の配置もちゃん
と考えている人もいるのですが、そうは
思えない間取りを書く人も少なくありま
せん。

そんな物件は当然、売れ行きはよくあり
ません。なぜなら、お客様の購買意欲を
刺激しないから。

購買意欲は、お客様の頭の中でつくられ
ます。つまり、イメージです。

お客様が頭の中でそこで生活しているイ
メージが湧くかどうか。

湧いたイメージがここに住みたいという
欲求を刺激するかどうか。

欲求を刺激すれば購入に向かいますし、
刺激しなければスルーされます。

ということは、いいイメージを与えられ
るかどうかが勝負ということ。

イメージできなければその瞬間でアウト。
購入には向かいません。

ではどうしたらいいのか?

一番簡単な方法は、
間取り図に家具の配置を入れること。

実際に暮らしているイメージを間取り図
に入れることです。

そうすれば、このリビングのどこに家具
を置いたらいいのだろう?という疑問を
お客様に持たせることはありません。

間取り図を見ているだけで、
なんとなくそこのソファーに座ってくつ
ろいでいる様子が見えてくるからです。

そして、それ以上に効果的な方法は、
実際に家具を配置することです。

寝室などはなくても構いませんが、
リビンングやダイニングは家具を配置す
ると確実に購買意欲は高まります。

家具を配置すると、かえって部屋が狭く
見えるという人もいますが、それは選ぶ
家具が大きすぎるから。

最近はマンション用の小さめの家具も増
えてきましたからそれを利用するといい
でしょう。

特に、小さめのリビングダイニングには
リビングダイニング兼用の家具がオスス
メです。

これなら、ダイニングテーブルとソファ
ーの2つを置く必要がありませんから、
部屋を広く見せることができます。

そのため、お客様が家具の配置に悩む前
に部屋の使い方が提案できるので購買意
欲は下がりません。

大切なことは、こちらからイメージを提
案すること。お客様にマイナスのイメー
ジを抱かせないことです。

それさえ心がけておくだけで売れ行きは
大きく変わります。お試しください。