営業マンの記憶に残せ!


真面目な建売業者さんほどよく陥る問題
があります。

それが、自己嫌悪。

売れないとすぐに自己嫌悪に陥る、そん
な建売業者さんがたくさんいます。

もちろん、それが悪いわけではありませ
ん。次への改善いう意味ではとても大切
なこと。

思った通りに売れないのは、見込みの悪
さが原因のひとつですから、反省すべき
は反省することです。

しかし、反省ばかりしていても重箱の隅
をつついたような反省しかできないのも
事実。

ちまちましたことを変えても大きな改善
にはつながりません。

そこでオススメなのが、開き直ること。
反省しないという開き直りです。

そもそも真面目な人は、反省ばかりする
傾向があります。

だから、放っておいても反省はします。

でも、結果が出ないというのは反省の仕
方に問題があるから。ちゃんと反省でき
ているのなら同じような失敗は繰り返し
ません。

そこで試して欲しいのが、売れないのを
自分のせいにしないこと。

売れないのは自社の物件が悪いのではな
い、仲介業者が悪いんだと考えることで
す。

自社の物件はちゃんと価値のある物件。
でも、それをきちんと仲介業者が理解し
ていないから売れないんだ、という考え
方に変えることです。

そして、仲介業者さえその価値をわかっ
てくれればきっと売れると妄想すること
です。

そして、仲介業者にその価値をわからせ
るにはどうしたらいいのか?を考えるこ
とです。

まず最初にすべきことは、
自社の物件の良さがちゃんと言葉で伝わ
っているか確認すること。

販売図面を見ただけで仲介業者がこの物
件は良さそう、とわかるようになってい
るかをチェックします。

そして次は、
自社の物件の情報がちゃんと仲介業者に
伝わっているか確認すること。

どんなに素敵な物件でも仲介業者にその
情報が伝わらなければ売れません。

建売業者さんからすれば、何度もアット
ホームを撒いている、レインズにも登録
している、だから伝わっていると思って
いますが、それは大きな間違い。

売れない最大の原因は情報が仲介業者に
伝わっていないことです。

配布している、登録している、というこ
とと担当者の記憶に残っているかどうか
は別物。

仲介業者の営業マンの記憶に残ることで
はじめて伝わったことになるのです。

そのためには、よほど情報に触れる頻度
を上げないと営業マンの記憶には残りま
せん。

正直、これを改善するだけで成約率は大
きく変わります。

あなたの物件は営業マンに記憶されてい
ますか?

記憶に残れば残るほど成約率は高まりま
す。これ、本当ですよ。