セミナーで学ぶか、コンサルタントを雇うか。


新しい知識やノウハウの取得、そして売
上をアップさせるために、セミナーやコ
ンサルタントを利用する方法がありま
す。

どちらがより効果的か、という質問を受
けることがあるのですが、

マイペースで成長していきたいならセミ
ナー、短期間で成長したいならコンサル
タントを雇うことでしょう。

どちらが良くて、どちらが悪いというこ
とではありません。あくまで本人次第。

本人がどんな成長の仕方を望んでいるか
によって違ってきます。

そりゃあ、誰だって短期間で成長したい
に決まっているじゃない、と思われるか
もしれませんが、実はそうではないこと
がほとんど。

なぜなら、急激な成長は急激な改革を伴
うからです。

そのため、社内に歪みを生むこともあり
ますし、何より社長本人が変わる必要が
でてきます。

それを何となく感じ取っている人は、成
長したいけど、急激な変化は好まないと
いう矛盾した状況に陥るのです。

だから、踏ん切りがつくまではセミナー
や本で知識を蓄える。いつか自分自身に
踏ん切りがつくときに備えて、知識の備
蓄をはじめるのです。

これはこれで、必要なこと。貯めすぎな
い程度にやる分には問題ありません。

しかし、これだけで自己満足している人
もたくさんいます。セミナージプシーと
呼ばれる人で、常に新しいノウハウのセ
ミナーに参加する人。

知識と行動が伴っていないので、どれだ
けセミナーに参加しても結果は出せませ
ん。

それに対して、すぐに結果を出したい、
急激な変化も厭わないという人は、コン
サルタントをつけた方がいいでしょう。

ここでのポイントは、セミナーで学ぶこ
ととコンサルタントから学ぶことは同じ
だということです。

ある意味、コンサルタントから聞くこ
と、学ぶことはセミナーで聞いたことの
あることばかり。真新しい知識はありま
せん。

それにも関わらず、結果に大きな違いが
出るのは、コンサルタントは本人の能力
に合わせた最適な方法を選んで伝えるこ
とができるからです。

セミナーで学ぶことは、一般的な話で
す。確かに効果のあることですが、それ
をそのままあなたができるかどうかはわ
かりません。

どんなに優れたノウハウでも、それを完
璧に実行できるかどうかはあなたのスキ
ル、能力次第。

一流料理店のシェフのレシピ通りにつく
れば誰でも一流料理店の味が出せるかと
いうと、そうではないのと同じ。

やり方はわかっていても、結果はつくる
人によって大きく変わってきます。

だからこそ、コンサルタントが必要にな
るのです。

コンサルタントの役目は、あなたの持っ
ているスキル、経営資源を把握して最良
の方法を提示すること。

あなたにあったレシピを教えることで
す。だから短期間に急激な成長を促すこ
とができるのです。

もしあなたが知識はあるのに望むような
成長ができていないとしたら、レシピが
あなたに合っていないのかもしれません。

そんなときは、一度コンサルタントに相
談してみてください。意外と簡単に成長
のきっかけがつかめるかもしれません
よ。