Facebookは必要か?


勉強している建売業者さんほど陥るワ
ナ。それが、新しいノウハウです。

最近なら、Facebook。
先日もある業者さんからFacebookにつ
いての相談がありました。

相談の内容は、これからはFacebookの
時代だと思うのですが、どうやって取り
組めばいいですか?というもの。

「**の時代」とは良く使われる言葉で
すが、これがクセモノ。この言葉につら
れて、かえって遠回りをすることがある
からです。

確かに、Facebookは人気があります。
多くの人が利用していますが、商売とな
るとまだまだ難しい面があります。

それを敢えて今、取り組むべきか。

取り組む余裕があれば、将来のために先
行投資するのもいいと思いますが、その
見極めは大切です。

まずは、今利用しているノウハウやツー
ルから十分な結果が出ているかどうか、
それを再点検することからスタートで
す。

実は、多くの経営者は現在の結果を検証
しないで新しいノウハウに取り組むこと
が多い傾向にあります。

これは、経営者自身が好奇心が強い人が
多いこと、今までの取り組みに飽きてし
まっている人が多いことが原因です。

そのため、ついつい新しいノウハウに魅
力を感じてしまう。そして、取り組んで
しまうのです。

その結果、どれも中途半端に終わること
が多い。そしてまた、新しいノウハウに
すがってしまうのです。

大切なことは、今利用しているノウハウ
やツールから十分な結果がでているかど
うか。

十分な結果が出て、これ以上の成果は難
しいというところまでノウハウを磨いて
いるのであれば、新しいノウハウも必要
でしょう。しかし、そうでなければ全く
必要ありません。

まずは、今のノウハウを極めること。
極めるまでは絶対に他のノウハウを試さ
ないことです。

はっきり言えば、建売住宅を売るのに
Facebookは必要ありません。

Facebookにうつつを抜かすなら、チラ
シの技術を高めることに全神経を注いだ
方がはるかに大きな結果が得られます。

現地売り出しのノウハウを身につけた方
が、はるかに大きな結果が得られます。

まずは、今までのノウハウを極めましょ
う。もうこれ以上は無理、というところ
まで頑張ってみましょう。

そうするとわかります。
Facebookをどうやって利用したら
うまく商売に利用できるか。

答えは、ひとつのことに徹底的に取り組
んだ人にしかわかりません。