あえて売れない方法を考える。


クライアントさんからの相談で一番多い
のは、どうしたら売れるようになるでし
ょうか?という相談です。

まあ、当然といえば当然のことですが、
売れる方法を教えても実行してもらえる
かどうかは別。

実は、多くのクライアントは答えを聞い
てもなかなか実行してくれません。

実行しない理由はまたお話しますが、
とにかく実行しない人が多い。

そんなクライアントを実行させるにはど
うしたらいいのか?ということで考えだ
したのが、

どうしたら売れないか、
を考えてもらうことです。

売れる方法を考えるのではなく、
あえて売れない方法を考える。

これが結構、効果があります。

その際には、自社について考えるのでは
なく他社について考えると、より簡単に
答えが見つかります。

売れていない物件や、ライバル企業の粗
(あら)を探すのです。

社長だけで思い浮かばなければ、
社員を巻き込んでやると結構簡単に
売れない理由がみつかります。

それでも見つからなければ以下のような
点について考えてみるといいでしょう。

どんな価格設定だと売れないか?
どんな立地だと売れないか?
どんな間取りだと売れないか?
どんな設備だと売れないか?
どんな集客方法だと売れないか?
どんな仲介業者だと売れないか?
どんな販売図面だと売れないか?
どんな広告だと売れないか?
どんな現地売出しだと売れないか?
どんな物件の見せ方だと売れないか?
どんな接客方法だと売れないか?

もっと簡単にいえば、
完成物件は頻繁に掃除した方が売れるの
かしない方が売れるのか?

広告は一切しない方が売れるのか、
広告した方が売れるのか?

問い合わせの電話には無愛想に出た方が
売れるのか、感じよく出た方が売れるの
か?

営業マンには売ってやっているという態
度で接した方が売れるのか、頼りにして
いますよという態度で接した方が売れる
のか?

等々です。

それを徹底的に考える。
そして自社の場合と照らし合わせて考え
ることです。

そうするとあなたの物件の
あなたの会社の
本当の姿が見えてきます。

人は自分の本当の姿を知りたがらないも
のです。

なぜなら、本当の姿を見ると怖いから。

本当の姿を見ると理想と現実のギャップ
に耐えられなくなって変化せざるを得な
くなるからです。

だから、保守的な人ほど自分の本当の姿
を見ようとはしません。

そこを逆手に取るのです。
あえて本当の自分の姿をさらけ出す。

そうすれば人は変われます。
あなたの会社も同じ。

売れない会社と同じことをしていると気
づいた途端、変化がはじまります。

売れる会社へと自動的に変化します。

お試しください。