あなたに適したやり方で努力していますか?


先日、ある番組でボウリングの特集をし

ていました。


実は私、昔、かなりボウリングにのめり

込んでいた時期があり、ボウリングには

うるさい方。思わず見てしまいました。


そこで言われていたのは、

ボウリングには2つのタイプがあり、

それぞれに合った投げ方がある、という

ことです。


具体的に説明しましょう。


人間の動作にはそれぞれ生まれつき決ま

った特性があるそうです。


見分け方は簡単で、

例えば、土踏まずを水平にして立ち

ひじを引っ張ると動くタイプは、Aタイ

プ、手首を引っ張ると動くタイプは、B

タイプになるといいます。


他にも、

携帯電話を指先で持つ人は、Aタイプ

手のひらで持つ人は、Bタイプ


つり革を持つ時も、

指先でつり革を持つ人は、Aタイプ

しっかり握る人は、Bタイプ


うちわを仰ぐ時も、

手首で仰ぐ人は、Aタイプ

脇を広げ腕全体で仰ぐ人は、Bタイプ

だということです。


そして、AタイプとBタイプでは

上達する投げ方がまったく違うといいます。


Aタイプは、

ボールを指先にひっかけるようにして持

ち、構えた時に肘を体にピッタリ当てて

構えます。そして、投げ終わった後は上

に伸び上がるようなイメージで投げると

投げやすく、スコアも良くなるそうです。


それに対してBタイプは、

手のひら全体でボールを扱います。

そして投げる時は、伸び上がらないで、

縮みこむようなイメージで投げるといい

といいます。


ちなみに、私はAタイプ。

ボールを指先で持つタイプです。


では、ボウリング教室ではどんな教え方

をしているか、というと


私が行っていたボウリング場のコーチは

Bタイプで教えていました。


きっとコーチがBタイプだったのでしょ

う。自分が上達した方法をそのまま生徒

に教えていたのです。


だから、生徒によっては上達する生徒と

しない生徒が出てきます。


私がなかなか上達しなかったのもそのせ

い?かもしれません。


コーチに教えられたやり方でスコアが良

くなった記憶がありません。


当時はなぜコーチをつけても上達しない

んだ・・・を悩んでいましたが、


このAタイプ、Bタイプ理論を聞くと納得

です。自分にあったやり方で練習しなか

ったのが原因。


やればやるほど才能のなさを感じていた

のですが、どうやらやり方が間違ってい

たせいでした。


これはそのまま私たちのビジネスにも言

えます。


本や、セミナーで学んだことを一生懸命

実践しても、思うような成果がでな

い・・・どうもやり方に違和感を感じ

る・・・という場合は、あなたに適した

やり方でないケースが考えられます。


そんな場合は、コーチを変えましょう。

自分に合ったしっくりしたやり方を見

つけましょう。


どうせ努力するなら自分にあったやり方

が一番。それさえ見つかれば一気にブレ

イクするかもしれませんよ。