市場シェアよりマインドシェア。


あなたは、マインドシェアという言葉を聞いた

ことがありますか?


マインドシェアとは、

消費者の心(マインド)に占める企業ブランド

や、商品ブランドの占有率(シェア)のこと。


第一起想された企業やブランドのシェアであら

わされます。


市場シェアと対比して用いられる言葉で、

消費者の心の中でどれだけ強く印象付けられて

いるかの指標となります。


「建売住宅といえば・・・」という質問に対し

て最初に浮かび上がるブランド名が第一起想と

いい、その消費者にとってのマインドシェア

NO,1となります。


「ゲリラ・マーケティング」の著者であるジェ

イ・コンラッド・レビンソンも、


「スモールビジネスにとって重要なことはマー

ケットのシェアではなく、顧客の心の中でのシ

ェアを得ることだ」と言っています。


中小企業にとって、市場シェアのトップを狙う

ことは現実的には不可能です。資金力、人材力

にまさる大企業には勝てません。


では、どうしたらいいのか?


消費者のマインドシェアの獲得に集中すること

です。


もちろん、大企業と同じようなやり方(テレビ

CM等)で消費者のマインドシェアを獲得する

ことはできません。


そこで重要になってくるのがターゲットを絞る

こと。広く浅くではなく、狭く深く、ターゲッ

トを絞ることです。


そうすることによって、

より少ない費用で、より効果的に消費者の

マインドシェアを獲得することができます。


あなたの物件にふさわしいターゲットを設定

し、そのターゲットに対してだけどこよりも

積極的に自社の商品を訴求していきます。


方法は簡単です。

新聞折込チラシやポスティング、インターネッ

ト広告などで告知を繰り返すだけ。

ひたすら、繰り返して告知するだけです。


もちろん、チラシや広告の内容も大切ですが、

それ以上に大切なことは

繰り返し、繰り返し、告知すること。


消費者の頭のなかに、

「建売住宅といえば○○○」と第一想起してもら

えるまでマインドシェアを高めることです。

それだけで、成約率は格段に高くなります。


建売住宅といえば○○○、が難しければ、

△△△学区の建売住宅といえば○○○でも、

アフターサービスが安心な建売住宅は○○○でも

大丈夫です。


とにかく消費者の頭のなかに何かのキーワード

で第一想起されることが重要なのです。


あなたの会社は消費者のマインドシェアを

どれだけ獲得していますか?


長期的にビジネスを安定させるには、

消費者のマインドシェアを獲得することが

一番。そこのところお忘れなく。