ムダな値下げを繰り返さない唯一の方法。


値下げしてもすぐに売れる物件と、

なかなか売れない物件があります。


その違いは何か?ということですが、


値下げしてすぐに売れる物件というのは、

事前にお客様がその物件の存在を知っていた場合。


その物件の存在を知っており、

気に入ってはいたけど価格的に折り合わなくて購入

を諦めていた場合です。


その場合は、値下げによって価格が許容範囲になれ

ばすぐに売れます。


一方、値下げしても売れない場合というのは、

物件の存在がお客様に認知されていない場合。


この場合は、値下げされても事前に住宅購入につい

て検討していないので、すぐには決断ができません

し、割安感も実感できません。


つまり、値下げの効果はほとんど期待できないとい

うことです。


では、どうすれば値下げ効果を最大限に活かせる

のか?


それは、認知度を上げておくことです。

簡単に言えば、広告を徹底しておくということ。


広告してお客様に情報が伝わってはじめて、お客様

はあなたの物件を購入するかどうか検討をはじめま

す。裏を返せば、お客様にあなたの物件の情報が伝

わらない限り、検討ははじまらないということで

す。


ここで問題なのは、物件情報の伝え方です。


実は、情報を得る方法は人によって大きく変わりま

す。インターネットで情報を得るのが得意な人もい

れば、インターネットではなく、チラシという人も

います。


インターネットでもパソコンを利用して情報を得る

という人もいれば、情報の入手はもっぱらスマホと

いう人もいます。


情報入手方法のことを媒体といいますが、

お気に入りの(得意な)媒体は人それぞれ。


インターネットが苦手という人にインターネットで

情報を流しても決して伝わりません。


つまり、お客様の得意な媒体で情報提供することが

重要だということです。


これができないといくら広告しても目的のターゲッ

ト(お客様)に情報は届きません。


情報が届かないということは、あなたの物件が認知

されないということ。認知されなければどれだけ値

下げしてもその効果は半減。ムダな値下げを繰り返

すことになります。


最近の傾向は、インターネットによる情報提供に偏

りすぎていること。猫も杓子もインターネットによ

る広告宣伝ばかり。


そのため、ネットでの情報入手が得意じゃないお客

様は完全に取り残されています。


値下げを効果的にするためには、インターネットと

紙媒体のバランスのとれた情報提供が必要です。


そこのところくれぐれもお忘れなく。