ラーメン屋に学ぶ、売れる看板のつくり方。


あなたは自動車を運転していて、ふと見た看

板につられて知らないお店に入ってしまった

という経験をしたことはありますか?


私は、何度もそんな経験をしたことがありま

す。中には、ダマされた・・・というお店も

ありますが、それがきっかけで何度も通うよ

うになったお店もあります。


どちらにせよ、看板の使い方でお客様は増え

るということ。同じ看板でも使い方の上手い

下手で売上は大きく変わるということです。


あるラーメン屋さんの例ですが、

そのラーメン屋さんは国道沿いにお店があり

ました。


当然、国道を通る車向けに看板を設置してい

たのですが、あるコンサルタントのアドバイ

スに従って看板を変えました。


それまでの看板は、お店の名前を大々的に記

した看板。店主がお客様に店の名前を覚えて

もらおうと、開業当初に作った看板です。


それを、思い切って変えたところ

1ヶ月で来客数が100組以上増えたのです。


どんな看板にしたのかというと、

店名を外して、看板いっぱいに

美味しそうなラーメンの写真に変えたので

す。


そもそも店名を看板にしたところで、

店名を目当てにやってくるお客様は以前から

その店を知っているお客様。純粋な来客増に

はつながりません。


本来の看板の目的は、新しいお客様を集める

こと。新しいお客様に店の存在を知ってもら

い、来店してもらうことです。


だとすれば、一瞬でそのお店がどんな店なの

かを伝え、来店したいと思わせなければなり

ません。


そこで利用したのが、

美味しそうなラーメンの写真です。


美味しそうなラーメンの写真なら、

そこがラーメン屋さんだということは一瞬で

伝わりますし、入ってみたいと思わせること

もできます。


つまり、看板本来の目的である

お店の存在に気づいてもらうこと、

入ってみたいと思わせること、

という2つの目的を同時に達成することがで

きるのです。


これは何もラーメン屋さんに限ったことでは

ありません。建売業界にもそのまま利用でき

ます。


実は、多くの建売業者さんは看板の重要性に

気づいていません。


現地に看板がないのは当たり前。

看板があっても、「管理地」とか「売地」と

か、なかには業者の名前だけしか書いてない

という看板もあります。


もちろん、看板があるだけでもマシですが、

せっかくなのでより効果の高い使い方をした

いものです。


できれば、どんな建物が建つのかなどお客様

の知りたい情報を、パースや写真で伝えまし

ょう。それだけで一気に購買意欲の湧く看板

に変わります。


看板を見て問い合わせしてくるお客様は、

ご近所の方やそのエリアをよく知っている

方。当然、成約率は高くなります。


たかが看板。されど看板。

建売住宅は看板を極めるだけで間違いなく

売上は上がります。お試しください。