あなたの物件が売れない最大の理由。


多くの建売業者さんの弱点は、売り方を知ら

ないこと。お客様がどんな経路で家さがしを

しているのか熟知できていないことです。


もちろん、なかにはそれを知って上手に売上

を伸ばしている会社もありますが、それは自

社で営業部隊を持っているような会社。


建築上がりの建売業者さんは、土地の仕入れ

や建物にばかり意識が行ってしまい、お客様

がどのように家を探しているのかには思いが

及びません。


あなたが物件を売る上で最も大切なことは、

あなたの物件をお客様に知ってもらうこと。

これ以上のことはありません。


なぜなら、あなたの物件の存在を知らなけれ

ば、お客様は決して購入することはできない

からです。


あなたがまずしなければいけないことは、

あなたの物件の存在をできるだけ多くのお客

様に知らせることです。


「売上が伸びない・・・」

「思うように売れない・・・」

と悩んでいる業者さんに共通しているのは、

お客様がその業者さんの物件にたどり着けな

いということ。


検討しようにも

物件が見つけられないということです。


つまり、お客様が家さがしをする経路に、

あなたの物件の情報がないということです。


これを理解するために一番簡単な方法は、

家を購入しそうな年代の人に

実際に家さがしをしてもらうことです。


大体の予算と場所を伝えて、家を購入しそう

な人がどのようなやり方で家さがしをするの

かをやってもらうことです。


その時に、あなたの物件にたどり着けるか

つけないかを確かめます。


実際に購入しそうな人が、あなたの物件にた

どり着ければOK、たどり着けなければあなた

の物件は存在していないのと同じ。どれだけ

いい物件をつくっても売れません。


売れない原因は、物件の良し悪しではない

可能性があるということです。


あなたがターゲットとする人は、

インターネットで物件さがしをするのか、

チラシで物件さがしをするのか、

はたまた、直接、不動山会社へ行くのかは

わかりません。


しかし、ある程度調査をすると

大体の行動パターンは見えてきます。


インターネットを利用する人は、

どんなサイトを見るのか、

その時にどんな情報があると問い合わせをす

るのか、等々がわかれば事前に対応すること

ができます。


なかには、チラシをきっかけにする人もいる

かもしれません。だとすれば、どんなチラシ

に反応するのか、どのエリアにチラシを撒け

ばいいのかがわかれば、効率良くあなたの

物件を知ってもらうことができます。


売るための基本は、

あなたの物件の存在を知ってもらうこと。

購入するかしないかはその後の判断です。


まずは、お客様がどんな経路で家さがしをす

るのかを確かめましょう。


そして、その経路にあなたの物件の情報を配

置しましょう。勝負はそれからです。