ビジネスで決して使ってはいけない言葉。


建売業者さんのコンサルティングのなかで

しばしばお願いすることがあります。


それは、「難しい」という言葉を使わない

ようにしましょうということ。


一番多いのが

「それはうちの業界では難しい・・・」


他にも、

「時間がないので難しい・・・」

「人がいないので難しい・・・」

「お金がないので難しい・・・」

「前例がないので難しい・・・」


どんなに成果の上がる提案でも本人が難しい

と思ったら絶対に成果は上がりません。


ましてや、どれも初めてチャレンジすること

ばかり、最初から難しいと思っていたら成功

するものも成功しません。


「難しい」という言葉の最大のデメリットは

思考が停止すること。


この言葉を使った瞬間、あなたの思考は停止

します。そしてできない言い訳を考えはじめ

ます。


これでは、あなたが抱えている問題はいつま

で経っても解決しません。


それくらいこの「難しい」という言葉は

マイナスのパワーを持っているのです。


先日もある建売業者さんにコンサルティング

をしていた時、こんなことを言われました。


「アイデアは面白いと思いますが、

 建売住宅でやるのはちょっと難しいと思い 

 ます・・・」


「そうですか、どこが難しいですか?」


「・・・面倒くさいですよね」


「できるけど、面倒くさいってことです

 か?」


「・・・そうですね」


これが思考停止の典型。

そうは思いませんか?


アイデアは面白い。

やろうと思えばできる。

でも、面倒だからやらない。


アイデアが面白くて、実行しようと思えば

できる能力があるということは、成功する

確率は高いということ。


通常、うまくいかない人は、

面白いアイデアもなく、できる能力がないか

らうまくいかないのです。


つまり、このクライアントはすぐそばに成功

があるのに、自分で拒否しているようなもの

なのです。


それもこれも「難しい」という言葉のせい。


「難しい」を「どうすればできる?」に

変えましょう。


「建売住宅では難しい・・・」を

「どうすれば建売住宅でできる?」

に変えるだけで、思考は動きはじめます。


あなたが難しいと思うことは、

ライバルも難しいと思うということ。


ライバルが思考停止している間に、

あなたの思考を働かせましょう。

どうすればできるか考えましょう。


そのための第一歩が「難しい」という言葉を

使わないことです。


とても簡単ですが、これだけでビジネスは

大きく変わります。お試しください。