セオリー通り販売してますか?


先日、愛犬と散歩していたらすぐ近所に

マッサージ店があるのに気がつきました。


私の住むマンションの隣にある店舗。


場所が2階ということもあり、

わかりにくい店舗なのですが、隣のマンショ

ンに住む私が知らないというのはどういうこ

と?と思ってしまいました。


きっと、チラシや広告をあまりしていないお

店なのでしょう。よほど繁盛していて集客の

必要がないお店なのか、チラシや広告をしな

くて流行っていないお店のどちらか。


雰囲気的には後者のようなお店でした。


店舗経営で最も重視しなければいけないのが

近隣への営業。ラーメン店にしろ、美容院に

しろ、近隣への営業が生命線です。


これをしっかりできるかどうかで、

売上は雲泥の差が生まれます。


本来ならこのマッサージ店は近隣への営業を

徹底してやるべき。少なくとも隣のマンショ

んに住む人は全員、そのマッサージ店の存在

を知らなければなりません。


そして、マッサージといえば、そのマッサー

ジ店の名前が頭に浮かぶようでなければ近隣

営業をしたとは言えないのです。


住宅街にあるマッサージ店ですから、やると

したらポスティングが効果的。暇があれば近

隣のマンションや住宅にチラシを投げ込むと

いうのがセオリーです。


出勤前や帰宅時に少しチラシを配って帰る。

そんなことを毎日繰り返すだけで売上は見違

えるほど変わってくるのですが・・・。


それほど近隣というのはビジネスにとっては

重要な場所。売上を運んでくる場所です。


実はこれは建売住宅の販売にも言えます。

建売住宅の販売でまず最初に攻めなければい

けないのは近隣。


近所の人が全てその物件を知っているという

状態にするのがセオリー中のセオリー。


ではどうすればそのセオリーが実行できるの

かというと、チラシなら3回から10回近隣に

撒くことです。


広告には有効リーチという言葉があります。

有効リーチとは、広告の効果が現れるために

必要な接触回数のこと。


広告のメッセージが確実に伝わるためには、

3回から10回は接触しないと伝わらないとい

うこと。


もしあなたが販売している建売住宅がそれく

らいの頻度でチラシや広告を近隣に撒いてい

なければ、近隣の人はあなたの物件がそこに

あるということを認識していない、というこ

とです。


一番購入する確率の高い人がその物件の存在

を知らないという恐ろしいことが起こってい

るということです。


そしてそれは、チラシを撒くということだけ

で解決できます。


もしあなたがそれをやっていない、

もしくは、あなたの物件を仲介する不動産

業者がやっていないとしたら、


そして、売れないと嘆いていたとしたら

それは物件のせいではありません。


ただ単に、営業努力を怠っているだけ。

単なる怠慢です。


まずはセオリーを実行しましょう。

それでも売れなければ次の手段を考えましょ

う。売れないと嘆くのはその後です。