数千万円の価値を生んだ電話応対。


先日、ある家具屋さんに電話しました。

モデルハウス用の家具を購入するためです。


その時の対応が実に気持ちよかった。

電話のコールは2回。

しっかりした声で、そして丁寧にお店の名前

を告げる。こちらの要件を伝えると、復唱し

ながら的確な答えを返す。


電話応対の見本のような対応に、

思わず聴き惚れてしまいました。


もちろん、購入したのはそのお店。

電話に出た人が担当ではありませんでしたが

殊勲賞を上げるとすれば最初に電話に出た人

でしょう。


たかが、電話ですが、

モノを売る商売では、されど電話です。


たった1本の電話の取り方で売上が変わり

ます。


実際、今回だけでも100万円ほど購入してい

ますから、これからの取引額を考えれば、

年間1,000万円以上売上が変わるでしょう。


それが何年も続くとなると、

この電話の価値は計り知れません。


実は、このお店に電話する前に他の店にも電

話したのですが、1軒目はなかなか出ない。

2軒目は電話の応対があまり良くない(アル

バイトのような店員で要領を得ない)。


そんなこんなで、3軒目に電話したのが今回

購入したお店。前のお店の対応が良くなかっ

ただけに、より一層魅力的に感じました。


これと同じことは建売業界にも言えます。


はっきり言って建売業界の電話応対は褒めら

れたものではありません。


もちろん中には、素晴らしい対応をする業者

さんもありますが、それは稀。


多くの業者は、電話応対には力を入れていま

せん。どちらかというと建売業者>仲介業者

という力関係のまま、電話応対しているとこ

ろが多い。


これではせっかくのチャンスを自分で潰して

いるようなものです。


では、どうしたらいいのか?


電話応対専用の人を決めることです。

自社で電話応対がうまい人がいればその人に

電話応対を任せる。できれば女性がいいでし

ょう。


もし、電話応対がうまい人がいない、

女性でも適切な人がいないという場合は、

電話秘書代行サービスを利用するのもひとつ

の手です。


中小の建売業者さんでは、社長や担当者が

物件確認の電話に出ることが多いようです。


会議中や移動中はもちろん、考え事をして

いる時も、所構わず電話が掛かってきます。


その都度、早く、丁寧に電話に出るという

のは無理があります。忙しければ邪気にな

るのは当たり前です。


それをなくすには、プロを使うのが一番。

電話応対のプロを雇って、その費用以上の

成果を上げることを考えた方が得策です。


あなたの会社の電話応対はどうですか?

定期的に誰かに頼んでお客様のふりをして

電話してみましょう。


満足いく対応でなければプロを利用する

こと。こんなことで売上は変わります。


お試しください。