オープンハウスは発見がいっぱい。


オープンハウスには発見がある。

というのが、私の持論。


だから、完成した物件はオープンハウスを

オススメしています。


もっとも、建売業者さんの中には

オープンハウス反対という人も結構います。


オープンハウスをすると

物件の鮮度が失われる・・・

売れない物件のように思われる・・・

というのが主な理由ですが


本当にそうなのか、

単なる建売業界の間違った常識なのか、

検証が必要です。


意外と根拠のない常識や、

昔は通用したけど今は通用しない常識もある

もの。闇雲に信じてはいけません。


実際、大手不動産会社ではオープンハウスは

常識。オープンハウスをしないで販売してい

る現場はありません。


それほど販売には欠かせない営業手段です

が、お客様の本音や営業マンのレベルを知る

上でも役に立ちます。


先日もあるオープンハウスに行ったのです

が、そこでの営業マンとお客様の会話は

ヒントがいっぱいでした。


まず第一に、営業マンが物件について何も知

らないということです。


会話の内容は、販売図面に書いてあることを

読んでいるだけ。お客様の質問にはほとんど

答えられていませんでした。


小学校はどこですか?

幼稚園は近くにありますか?

スーパーは?

等々、どれも曖昧な返事ばかり。


建物の設備や間取りの特徴にいたっては

壊滅状態。


いい家ですよ、

安いと思いますよ、

早くしないと売れちゃうかもしれませんよ、

の繰り返し。


これじゃ売れないな、と実感できます。


ではどうしたらいいのか?


もちろん、仲介会社の営業マンですから

売主が教育できるわけはありません。


できることは、彼らがお客様に説明すること

を売主側で準備すること。


一番いいのは、パンフレットを作ることで

す。売主が伝えたいこと、お客様が知りたい

ことをあらかじめパンフレットにして渡せる

ようにしておく。それが一番効果的です。


営業マンだって売りたい気持ちはあります。

しかし、物件ごとに詳細を調べるのは大変。

ついつい、出たとこ勝負になってしまうのが

現実です。


であれば、彼らの仕事を肩代わりしてあげれ

ば、成約率は上がるということ。


営業マンに感謝され、成約率も上がる、

まさに一石二鳥です。


今、建売住宅でパンフレットがある物件は

ほとんどありません。


パンフレットがないのが当たり前の業界です

から、手作りのパンフレットで十分。


一生懸命さが伝わるだけでも成約率は上がり

ます。お試しください。