売れる建売会社になるための年末準備とは?

 

今年もあと1週間で仕事納め、

そんな建売会社さんも多いようです。

 

年末の準備といえば、大掃除と年賀状。

これをしっかりやっておくかどうかで年初の

スタートダッシュは大きく変わってきます。

 

まずは、大掃除。

会社や自分の机周りを掃除することは当たり

前ですが、忘れてならないのが、物件の大掃

除。とりわけ、完成物件の大掃除は必須です。

 

ハウスクリーニングが終わってるから大丈夫

と思っている人も多いようですが、案内の際

についた指紋や手垢の汚れ、庭に生えた雑草

など、掃除すべき場所は意外とあります。

 

売れない邪気を払う意味でも、

年内にキレイにしておきたいものです。

 

また、大掃除とともに、

忘れてはならないのが年賀状です。

 

最近は、出す人も少なくなりましたが、

年賀状はあなたが考えている以上に効果の

あるもの。ビジネスマンにとっては必須の

作業です。

 

まずは、取引先。

建売会社の場合は、仲介業者が最も重要な

取引先になるでしょう。

 

仕入れはもちろん、販売も多くの仲介業者が

関わってきます。今年お世話になった仲介業

者に1件1件書くのが大切。同じ会社でも二

人分の名刺があれば二人に出すのが常識です。

 

その際に忘れてはならないのが、手書きの

メッセージ。お世話になっていることへの

感謝を一言添えます。

 

これがあるかないかで受け取る人の印象は

大きく変わります。下手な字で結構ですから、

感謝の言葉を添えましょう。

 

そしてもうひとつ、忘れてはならない人が

顧客です。

 

意外に思うかもしれませんが、自社の建売住

宅を購入したお客様に年賀状を送っていない

建売業者さんは少なくありません。

 

そもそも顧客名簿がない会社もあるほどで、

顧客と信頼関係を築いていこうという姿勢の

ない会社がたくさんあります。

 

その理由は、顧客と連絡を取ると余分な修理

やクレームが発生する可能性が高まるからと

いうもの。

 

こちらから連絡して、寝た子を起こすような

ことはしたくないと考えているからです。

 

確かに、その確率がないわけではありません。

そのため、多くの建売業者さんは面倒を避ける

ため、必要以上に顧客と連絡を取らない会社が

多いのですが、実はここが盲点。

 

そんな建売業者の対応に潜在的な不満を抱え

ているお客様が多いからです。

 

もしあなたが地域に密着した建売ビジネスを

展開していて、安定的に紹介で建売住宅を売

れる様になりたいなら、ここは敢えて、顧客

との接触を増やしましょう。

 

ポイントは、まめにコンタクトをとること。

年賀状もそうですが、暑中見舞いや会社の

ニュースレターなど、定期的に連絡を入れる

ことで顧客との信頼関係が生まれます。

 

クレームが発生するのは、信頼関係が希薄な

ことと、いつでも相談できるという安心感が

ないことが原因。頻繁に連絡を入れることで

逆にクレームを抑制することもできます。

 

まずは、年賀状からはじめましょう。

盆暮れの挨拶をするだけで信頼関係が築ける

なら、こんな簡単な方法はありません。

 

チャレンジしてみてください。