将来性のある建売会社とは?

 

お正月の楽しみのひとつに、年末の格闘技

イベントがあります。

 

妻や子供には不評ですが、ボクシングや総合

格闘技などのテレビ番組を見るのが何より楽

しみ。今年もチャンネルを独占して見ていま

した。

 

そんな格闘技好きの私ですが、もちろん、

すべての試合が面白いわけではありません。

 

なかには、「何だこれ?」

という試合もたくさんあります。

 

「何だこれ?」という試合と

「凄い!!!」という試合。

 

その違いは、

決して勝ち負けではありません。

 

試合内容。

勝っても負けても試合内容が感動するか

どうか。その一点に尽きます。

 

年末一番感動したのはやはりボクシングの

井上尚弥選手の一戦。

 

WBO世界スーパーフライ級チャンピオンの井上

尚弥選手の1年ぶりの防衛戦でしたが、その

強さは圧巻。

 

強すぎて感動という試合でした。

 

それに対して、今年から始まったRIZINとい

う総合格闘技の試合は、正直凡戦ばかり。

 

昔、有名だった選手を集めて試合をしたので

すが感動を与える試合はほとんどなし。

 

選手の名前でお客さんが集められるのは

せいぜい1度か2度。

 

あの試合内容では、先は厳しいだろうな

というのが正直な感想です。

 

実際、格闘技の本場ラスベガスで通用する選

手は、強いこともさることながら、感動を与

えられる試合ができるかどうかがポイント。

 

どんなに強くても、試合内容がつまらなけれ

ば大きな試合は組んでもらえません。

 

大切なのは、観客の心を打つことができる

選手かどうか。

 

リスクを恐れずノックアウトを狙いにいける

選手かどうかです。

 

その意味では、昨年ラスベガスで行われた

三浦隆司(帝拳)選手と挑戦者フランシスコ

・バルガス(メキシコ)のWBC世界スーパー

フェザー級タイトルマッチはいい例です。

 

王者の三浦が9回1分31秒TKO負けで5度目の

防衛に失敗しましたが、現地のメディアから

「年間最高試合」と選ばれるほどの熱戦。

 

実力者である両者が、まったく譲らず攻め合

ったこの試合は「これぞボクシング!」とい

う派手な展開でした。

 

私は建売住宅の販売も同じことがいえるので

はないかと思っています。

 

売れることは確かに大切ですが、

購入したお客様が感動できる家かどうかは

もっと大切。

 

なぜなら、売れ続けるためには

感動を生み出すことが必須条件だからです。

 

だから、建売会社のポテンシャルは今の売上

では決まらないと思っています。

 

今、どんなに売れている会社でもお客様に

感動を与えられない会社は、いずれ感動を

与える会社に淘汰されるでしょう。

 

売れる建売会社から

感動を与えられる建売会社へ。

 

今年はワンランク上の目標を掲げてみては

いかがですか。