例年、年末年始を岐阜の実家で過ごすのが
わが家の恒例。
今年も同じパターンで過ごしてきたのです
が、唯一、いつもと違うことがありました。
それが、行き帰りの交通渋滞です。
今年は、なんと、行きも帰りも渋滞に巻き
込まれることがなかったのです。
岐阜に帰ったのが３０日、
岐阜から戻ったのが３日ですから、
どちらも渋滞はピークを迎える日。
テレビのニュースでも明日は帰省ラッシュの
ピークです、という言葉を何度も聞いたので
すが、蓋を開けてみれば渋滞を感じることは
全くありませんでした。
昔は、最長で１１時間という帰省ラッシュを
経験したことのある私としては拍子抜けする
ほどの快適さ。
今年の３月には新東名が全面開通するそうな
ので、より帰省はラクになりそうです。
では、なぜそんなに交通渋滞が少なくなった
のか？ということですが、
私の考えでは、情報の精度が上がったからで
はないかと思います。
実際、私も交通渋滞の情報は事前にパソコン
やスマホでチェックしますし、運転中も渋滞
情報はリアルタイムでチェックします。
そのため、出発時間や途中の休憩場所、休憩
時間も渋滞に引っかからないよう調整しなが
ら運転できます。
きっと、私のような運転手が増えたのでしょ
う。以前なら満車になるようなサービスエリ
アも混雑こそあれ、満車で入れないというと
ころは一つもありませんでした。
その上、面白いのが、わが家は、深夜料金に
変わる午前０時に横浜に着くよう岐阜を出発
するのですが、そんな人がとても多いという
ことです。
今回は港北サービスエリアで時間調整したの
ですが、深夜料金に変わる寸前に大量の車が
移動し始めたのを目の当たりにしました。
その時思ったのが、人間の行動パターンは
同じなんだな、ということです。
つまり、同じような悩みを持つ人は同じよう
な行動パターンを取るということ。そして、
それは情報に影響されるということです。
渋滞を避けたいと考える人は、どうしたら
渋滞を避けられるか必死になって情報を集め
ますし、自分なりにその情報を分析します。
そして、その情報に基づいて行動します。
必要な情報さえ的確に提供されれば、
誰もが同じ行動をするということです。
だとすれば、建売住宅の販売も同じこと。
同じ悩みを持ったお客様であれば、
必要な情報を的確なタイミングで提供すれ
ば、営業マンに説得されなくても同じ物件
を選ぶということです。
いい家を作っているのに・・・
このエリアでは一番条件がいいはずなのに
思うように売れない・・・
と思っている人は、お客様が求める情報が
的確なタイミングで提供されていないことが
原因かもしれません。
お客様はバカではありません。
必要な情報さえ提供されれば自分で正解を
見つけ出すことができます。
大切なのは、
お客様が望む情報を、望む方法で提供する
こと。今年はそれを心掛けてはいかがですか？
驚くほど簡単に売れるようになりますよ。