短期目標より大切なもの。

 

お正月気分もすっかり抜けた私ですが、

不動産業界や建売業界では明日からが新年の

スタートというところも多いようです。

 

新年のスタートといえば、今年の目標。

 

多くの会社が、今年は、◯◯億円達成するぞ!

というような目標を立てます。

 

それはそれで悪いことではありませんが、

もう一つ重要なことがあります。

 

それは、長期目標を立てることです。

 

長期目標とは、

どんな会社を作りたいのかという理想のよう

なもの。理念と言ってもいいかもしれません。

 

例えば、

1年先まで受注のストックがある会社とか、

すべての物件が紹介だけで売れる会社とか、

あなたが望む会社の形態です。

 

それに対して、

売上達成◯◯億円!とか

今年は◯◯棟売るぞ!というのは短期目標。

 

短期目標も確かに大事ですが、

そればかりを目標にすると会社が向かいたい

方向へはなかなか辿り着けません。

 

なぜなら、短期目標にばかりこだわっている

と長期目標が見えなくなってしまうからです。

 

こんなことを言うと、現実的ではないという

批判を受けそうですが、

 

目先の売上目標は、一瞬の達成感はあります

が、継続的なモチベーションには繋がりません。

 

短期目標を達成したら次の短期目標、

次の短期目標を達成したら、

また次の短期目標・・・と

短期目標のループが続くだけで

ゴールが見えないからです。

 

大切なのは短期目標の先にあるゴール。

 

ゴールが見えるからこそ、短期目標はクリア

できるのです。

 

そのためにも、社員一同で共有できる

わかりやすい長期目標を立てましょう。

 

ワクワクするような

どうしても達成したくなるような

長期目標を立てましょう。

 

そこから逆算して短期目標を立てるのです。

そうすればモチベーションは維持できます。

 

モチベーションが維持できれば

短期目標も達成しやすくなります。

 

経営者にとっても社員にとっても

必要なのは夢。

 

実現可能な夢(長期目標)です。

 

今年はそんな夢を考えることからスタート

しませんか?

 

きっといいスタートダッシュができますよ。