価格の壁を乗り越える方法。

 

人間とは不思議なもので売れないとなると

どんどん気弱になっていきます。

 

そして、行き着くところは

売れないのは価格のせい、

高すぎるから売れないんだ・・・

という結論。

 

もちろん、価格設定は重要です。

 

テキトーに設定すれば売れないのは

当たり前。そんな物件を擁護するつもりは

ありませんが、きっとあなたは適正な価格

を付けたはず。

 

それにもかかわらず売れないのは、

果たして価格だけが原因でしょうか?

 

気弱になった建売業者が考えるのは、

お客様は目を皿のようにして安い物件を探し

ているという考え。

 

お客様全員が、

インターネットで情報を集め、

価格を分析して、最安値の物件を買う、

そんな考えに侵されていきます。

 

確かに、そんな人もいるでしょう。

インターネットの発達で情報が簡単に集めら

れるようになったのは事実。昔より、情報通

の人は増えました。

 

しかし、すべてのお客様が最も価格の安い物

件を買う、最もお値打ちな物件を買うと考え

るのは間違いです。

 

なぜなら、人は価格だけで商品を判断しない

からです。

 

もし、価格だけで判断するなら

もし、割安感だけで判断するなら

ビジネスは簡単。

 

価格訴求だけでどんな商品も売れていきま

す。しかし、現実は違います。

 

どんなに価格が安くても

いらないものは売れないし、

 

どんなに価格が高くても

欲しいものは売れます。

 

例えば初めてのデートの時、

あなたなら全身ユニクロの服で彼女に会いに

行くでしょうか?

 

なかにはそんな人もいるかもしれませんが、

多くの人は少しでも印象を良く見せようと、

お金に余裕があればユニクロより高くても

もっと素敵な洋服を着ていくのではないで

しょうか。

 

家もまさにそれと同じ。

価格だけで選ぶ人ばかりではありません。

 

だとすれば、

価格だけで選ばない人を探せばいいんです。

 

子供を転校させたくない親は、

学区内での購入を考えるでしょうし、

 

親の家と離れたくない人は、

親の家の近くの家を購入するでしょう。

 

もしあなたの物件が抜群の眺望なら

眺望を求めている人には価格以上の価値が

あるでしょう。

 

他にも、あなたの物件でなければならない

理由のある人を探すのです。

 

それこそが、価格の壁を越える秘訣。

高くても買う人はどんな人?

と自問自答してみることです。

 

そして、その人に向けてメッセージを送る。

つまり、特定の人に向けて広告をすること

です。それを何度も何度も繰り返し行う。

 

それが価格の壁を乗り越える最善の方法。

お試しください。