完売予定期日、決まっていますか?

 

先日、ある人が世界で一番優れた発明は、

「期限を決めること」だと言っていました。

 

期限を決めることで、実際に夢が叶うし、

期限を決めることで、工夫が生まれる、

ということですが、まさにその通り。

 

期限のある仕事と期限のない仕事では、

仕事の内容も違ってきます。

 

普通なら、期限のある仕事より、期限のない

仕事の方が、時間もたっぷりあっていい仕事

ができるように思いますが、実際は逆。

 

期限が決まっている仕事の方がいい仕事にな

ることの方が多いようです。

 

段取りの問題だそうですが、期限がある方が

段取りがうまいから、とのこと。

 

知っている人からすれば当たり前のことです

が、知らないとその使い方がわかりません。

 

その上、知っていても本気で取り組もうとし

なければ効果も半減。期限内に達成しなけれ

ばいけない理由も大事です。

 

これは建売住宅の販売に関しても同様なので

すが、期限を「絵に描いた餅」のようになっ

ている会社がほとんど。

 

単なる、目標であって、絶対達成する目標に

なっていない会社がほとんどだということ。

 

理由は、自分たちがいくら目標にしても買う

のはお客様。自分たちの都合では買ってくれ

ないから仕方ない、というもの。

 

確かに、相手があることですから、どれだけ

自分たちが期限を決めて売るぞ!と思っても

思い通りにはなりません。

 

じゃあ、絵に描いた餅のままでいいのか、

というとそれも違います。

 

「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」

の精神で、売れるように試行錯誤するのが

期限を決める本当の目的。

 

知恵を絞ること、行動することで、期限内に

実現できる可能性が大きくなるからです。

 

そのためには、具体的な行動を提示すること

がポイント。どんな行動をすべきなのか、

なぜそれが必要なのかを社員にわかりやすく

指示すること大切です。

 

そして、その行動指針を複数持つこと。

打ち手がたくさんあればあるほど成功する

確率は高まりますし、チャレンジする方も

飽きません。

 

最悪なパターンは、期限を達成することだけ

をしつこく言うこと。何をしたらいいか、

具体的な行動を提示しないで、自分で考えろ

というパターンです。

 

そもそも何をしたらいいのかわからないのが

行動できない理由。自分で創意工夫するのも

大切ですが、最初はヒントを与えるほうが、

会社としてはメリットがあります。

 

さあ、自社の物件に完売期限を設けましょ

う。そして、その期日までに完売できるよう

具体的な行動指針を与えましょう。

 

それさえ決まれば後はやるだけ。

へこたれないでやるだけです。

お試しください。