毎日違う道を歩いて帰れ!

 

以前あるセミナーで有名な講師がこんなこと

を言っていました。

 

それは、

成功したかったら毎日違う道を歩いて帰れ!

 

なんだか禅問答のような言葉ですが、

その意味は、

 

毎日、新たな発見や気づきを得ろ!

ということ。

 

今の現状に満足するなということです。

 

大てい、人は同じ道を歩いて帰ります。

会社へ行くにしろ、お店に行くにしろ

自分の慣れ親しんだ道を帰っていくもの

です。

 

その方が安心だし、間違いなく帰れる。

だからその道を選ぶわけですが、

 

実は、その道が最適な道なのかどうかは

わかりません。

 

たまたま、知ってる道だっただけということ

もあります。

 

多くの選択肢の中から選んだのであればとも

かく、選択肢は過去に自分が通ったことのあ

る道というだけかもしれません。

 

過去のは最適な道であったとしても、その

後、新しいもっと快適な道ができたかもしれ

ません。

 

だとすれば、新しい道が見つかればもっと

快適に帰ることができます。

 

それを毎日探そう、というのがこの講師の

いう成功したかったら毎日違う道を歩いて

帰れ!という言葉の真意です。

 

実際、私たちはすぐに環境に慣れてしまう生

き物。良い環境であれ、悪い環境であれ、慣

れることによって苦痛を感じないようにしま

す。

 

良い環境であれば問題ありませんが、悪い環

境で慣れてしまうと成長が止まります。

 

成長が止まるだけならまだしも、場合によっ

てはそれが致命傷になることもしばしば。

 

行き着く先は、時代に乗り遅れ強制退場。

そんな会社は山ほどあります。

 

では、どうしたらいいのか?

常に新しい道を探すこと。

新しい方法を模索することです。

 

新しい道ですから不安はあります。

新しい方法ですから

失敗する可能性はあります。

 

だからと言って、慣れ親しんできた方法ばか

りやっていたのでは進歩できません。

 

正直、コンサルティングの現場で一番困るの

がココです。

 

クライアントが新しい方法を試さないという

こと。新しい方法をそのまま試す前に自分の

慣れ親しんだやり方に変えてしまうことです。

 

結局、今までの自分の枠から出られない。

そんなクライアントが少なくありません。

 

まずは、新しい方法を試してみましょう。

自分流のアレンジを加えないでそのまま

試してみましょう。

 

今のあなたの悩みは、

あなたの枠が作り出したもの。

 

枠を超えない限り

その悩みからは解消されませんよ。