2020年に備えろ!

 

ハリー・S・デント・ジュニアという人を

知っていますか?

 

ハリー・S・デント・ジュニアは、ハーバード

大学ビジネススクール卒業後、ベイン&カン

パニーのコンサルタント等を経て、H・S・デ

ント財団を運営している経済予測の大家。

 

日本では、バブル崩壊を的中させて一躍注目

される様になりました。

 

当時の経済学者達は、バブル崩壊の説を真っ

向から否定し、ハリー・S・デント・ジュニア

は愚かで妄想を語っていると、バッシングし

ていましたが、そのそばからバブルは崩壊。

 

その後の2008年のリーマンショックも見事に

的中させ天才予測家としてその地位を不動の

ものにしました。

 

もちろん、神様ではありませんから、

全てが的中するわけではありません。

 

中にはタイミングがズレる予測もありますが、

その国にどういった事が起こるのかに

ついては概ね的中させています。

 

では、なぜ彼の予測は的中するのでしょう?

 

彼の予測手法は、人口動態をベースに様々な

周期を使っているからです。

 

彼によれば世の中には、様々な周期が存在

しているそうです。

 

不動産価格の推移や、株価指数の推移、

インフレ率、ブームや生体の周期などには

 

8年周期

13年周期

49年周期

75年周期

 

があるそうです。

 

周期の波は短いものから長いものまでありま

すが、主要な周期の波が4つ同時に下がる

タイミングがあります。

 

それが大恐慌です。

 

そんな大恐慌が2020年以降に訪れるというの

が彼の主張です。

 

2020年といえば、日本ではオリンピックが行

われる年。まあ、この年までは何となく今の

景気は維持できると思いますが、それ以降は

確かに不安。

 

そこに彼の主張する大恐慌シナリオを合わせ

るとより、真実味は増します。

 

あくまで予測ですからどうなるかはわかりま

せんが、経営者としては最悪に備えて準備し

ておくことは大切。

 

特に建売住宅は、仕入れから販売まで時間が

かかるので注意が必要です。

 

様々な不況を克服してきたあなたですから、

今度の試練も乗り越えられると思いますが、

一瞬の気の緩みが大きなミスを引き起こすこ

ともあります。

 

東京都内はまだそこそこ景気はいいようです

が、それ以外の郊外はすでに厳しいのが現状

 

その波がこれから徐々に都内に広がり、

一気に落ち込むのが2020年以降。

 

恐慌をチャンスに変えられるよう

今からしっかり準備しておきたいものです。