オープンハウスで売主がやるべきこと。

 

建売住宅を販売する上で有効な手段の一つが

オープンハウスです。

 

未完成物件なら現地販売、

完成物件ならオープンハウスをすることで

販売期間を短縮することができるのですが、

 

オープンハウスを成功させるにはいくつかの

コツがあります。

 

今日はそのうちの一つをご紹介します。

 

それは、

売主は必ず現地に顔を出すということです。

 

仲介業者に任せてオープンハウスをするわけ

ですから、売主が現地に顔を出す必要はない

と思われがちですが、これは間違い。

 

短時間でもいいので売主が現地に顔を出すの

はとても効果があります。

 

理由1、仲介業者がピリっとします。

 

仲介業者によっては上司の命令で渋々オープ

ンハウスをさせられている担当者もいます。

そのため、やる気のない担当者も多くダレた

雰囲気の現場も少なくありません。そんな担

当者をピリッとさせるのは売主が現地に顔を

出すこと。それだけで雰囲気は変わります。

 

理由2、他の売主と差別化できる。

 

一般的には売主が現地に来ることは稀です。

たまに来ることもありますが、何かのつい

でに来るだけ。わざわざ担当者に会いに来る

ということはありませんから、逆にわざわざ

会いに行きましょう。

 

できれば、缶コーヒーでも持って。そして、

笑顔でねぎらいの言葉でもかけてあげると

売主の株は一気に上がります。担当者も人間

ですから、それだけでやる気が出るというもの。

お客様への接し方も変わってきます。

 

理由3、物件の説明ができます。

 

担当者と言っても全員が全員あなたの物件に

ついて豊富な知識があるとは限りません。

むしろ、ろくな知識もなくオープンハウスに

臨んでいる担当者がほとんど。だから、レク

チャーの意味も込めて担当者にあなたの物件

の魅力、他社との違いをわかりやすく説明し

てあげましょう。

 

人は情報量が多ければ多いほどその商品を好

きになる確率が高くなります。担当者の頭の

中をあなたの物件の魅力でいっぱいにできれ

ばそれだけ売れ行きは良くなるということで

す。

 

お客様との接点は仲介業者です。

その仲介業者があなたの物件の魅力を理解し

ていなければ、売れないのは当たり前。

 

だとすれば、

売主の仕事は仲介業者にあなたの物件の魅力

を理解させること。そのためにはオープンハ

ウスは絶好の機会。担当者をあなたの物件の

ファンにさせるチャンスです。

 

お試しください。