チャレンジのススメ。

 

上手くいっていない人には共通することがあり

ます。それは、今やっていることをもっと一生

懸命やって結果を出そうとすることです。

 

仕事柄、多くの経営者から相談を受けるので

すが、ビジネスが上手くいかないのは努力が

足りないからだ、と考える経営者が多いよう

です。

 

上手くいかないのは、自分たちの努力が足り

ないから。もっと必死になってやれば必ず結

果が出るという考え方です。

 

もちろん、この考え方が間違っているわけで

はありません。本当に努力が足りないから結

果が出ないということもあるからです。

 

しかし、なかにはやり方自体が間違っている

ということもあります。

 

昔は通用したやり方が今では通用しないとい

うこともあるからです。

 

実際、私が新入社員の頃経験した電話営業と

いう営業方法は当時と比べるとその効果は、

とても低くなっています。

 

もちろん今でも電話営業で売っているという

会社もありますが、固定電話自体が減ってき

たことや、非通知には出ない習慣がついてき

たことなどを考えると、そこに努力を傾ける

のは果たして正解なのか、という気がしてな

りません。

 

それと同じようなことが、上手くいってない

人に起こっている可能性があるからです。

 

そこで試して欲しいのが、やったことのない

ことにチャレンジするということです。

 

例えば、先ほどの電話営業で売っている会社

であれば、チラシの投げ込みしてみるとか、

 

現地販売をしたことのない会社であれば、

現地販売をしてみるとか、

 

セミナーを開催したり、インターネットに広

告したり、飛び込み営業なんていうのもアリ

です。

 

とにかく、今までにやったことのないことに

チャレンジしてみることです。

 

それもできれば、

苦手なこと、

ムダだなと思うこと、

非効率なことです。

 

人間というのは楽をしたがる生き物です。

そのため、どんどん効率を求め、規模を求

め、結果を急ぎます。

 

その結果、売れなくなる。

売る相手が人間だということを忘れてしまう

からです。

 

それを思い出すためには、やったことのない

ことを試してみたり、苦手なことや、ムダだ

なと思うこと、非効率なことをやってみるこ

とです。

 

そうすると、その中から新しいやり方を身に

つけられるだけじゃなく、人に物を売ると

は?というビジネスの本質も見えてきます。

 

ダマされたと思ってやってみましょう。

効果絶大ですよ。