オリンピック選手に共通すること。

 

先日、名古屋でオリンピックの選考会を兼ね

た女子マラソンがありました。

 

日本陸連の選考基準が曖昧なため、

レース前から色々と物議を醸したレースでし

たが、レース結果を見ると選考はすんなりと

いきそうです。

 

そんなオリンピックの選考会ですが、

ひとつ学ぶべきことことがあります。

 

それは、オリンピックに出る人にはプロの

コーチが付いているということです。

 

日本の場合は、セミプロといってもいいのか

もしれませんが実業団出身の選手がオリンピ

ックに出ることがほとんど。

 

男子の選手で一般市民ランラー出身の選手も

一時話題になりましたが、結局はオリンピッ

クには出場できませんでした。

 

何が言いたいのかというと、

自己流では世界は狙えない(超一流にはなれ

ない)ということです。

 

確かに男子選手のように、一時、実業団の選

手を上回る成績を残すことはあります。しか

し、それが継続できるかどうかが大事。本番

で期待通りの結果が出せるかどうかが大事な

のです。

 

そのためには、体調管理など様々なノウハウ

が必要になります。それをたった一人で探し

出すのは困難。見つかった頃には選手生命の

ピークを過ぎていることもあるでしょう。

 

男子の選手の場合はまさにそれだと思いま

す。市民ランラーとして楽しんでマラソンを

するのなら構いませんが、日本代表として本

気でオリンピックに行きたいのならプロの指

導者の指導を受けるべき。

 

たら、れば、は意味がありませんが、才能が

認められた時点でプロのコーチについていれ

ばオリンピックも現実のものとなっていたの

かもしれません。

 

これはビジネスも同じ。

自分でゼロから成功法則を見つけるのは至難

の技です。もちろん、不可能ではありません

が時間と途方もないお金がかかります。

 

中にはセンスのある人もいますから、いとも

簡単に成功する人がいますが、それは誰でも

できる芸当ではありません。

 

その可能性を自分に期待するくらいならプロ

のコーチに習った方が簡単。時間も失敗によ

って失われるお金も少なくて済みます。

 

タイガーウッズも、ウサインボルトも錦織圭

も、世界のトップクラスは全員プロのコーチ

をつけています。

 

なのに私たちビジネスマンが素人判断でビジ

ネスをするのは無謀というもの。うまくいか

ないことがあるのは当たり前です。

 

そろそろ素人から卒業しませんか?

 

プロのコーチをつければオリンピック級の成

功も夢ではないかもしれません。才能は活か

すものですよ。