売上アップの鍵は商品説明。

 

昨日、ネットでニュースを見ていたら面白い

記事が出ていました。

 

それは、ジャパネットの記事。

先日、社長交代したジャパネットが大胆な改

革をはじめたようです。

 

記事によれば、

ジャパネットホールディングス(HD、長崎

県佐世保市)は10日、約8500種類の取

扱商品を7月までに1割以下の約600種類

に絞り込む方針を明らかにしました。

 

理由は、販売商品を少なくすることで、顧客

サービスの充実を図るため。

 

通販サイトをリニューアルし、全商品に45

秒の紹介動画をつけるなど商品説明を詳しく

する方針だと言います。

 

同社は、少品種多量販売を掲げ、社員が徹底

的に議論してテレビショッピングなどの取扱

商品を決定して低価格を実現してきた会社。

 

ただ、サイトは取扱商品の間口を広げて約8

500種類販売しており、商品情報量が少な

くなりがちでした。

 

そのため、今回のサイトリニューアルによっ

て、気軽にスマートフォンなどで閲覧できる

ように変えるそうです。

 

動画には、端的な説明文も加え、音が聞けな

い環境でも分かるように工夫するとのこと。

 

高田旭人(あきと)新社長は「(商品絞り込

みで)かなりサービスレベルを上げられる。

取扱全商品の在庫を抱えられれば、短期間で

納入できる」と話しています。

 

取り扱い商品を減らして、商品説明を充実さ

せる。そして、取扱商品を減らすことによっ

て在庫を増やし、短期間での納入を可能にす

る。当然、大量在庫によって価格を圧縮する

こともできるでしょう。

 

確かに、大胆な改革ですが、アマゾンなどに

対抗していくには必要な改革だと思います。

 

で、これが私たち建売業界にどのように参考

になるか?ということですが、

 

私は、ジャパネットが取り扱い商品を減らし

て、商品説明を充実させたというポイントに

着目しています。

 

実は、この流れは家電量販店にも広がってい

て、ヤマダ電機なども商品説明の充実に努め

はじめました。

 

以前は、価格訴求だけで売れた家電量販店も

ネット販売の台頭で価格訴求だけでは売れな

くなりました。

 

そこで見直されはじめたのが対面販売の技術

です。高額商品になればなるほど商品の違い

がわからなくなるもの。それを補うのは人の

説明です。

 

どれだけ丁寧に、わかりやすく説明できる

か、それによって売上は大きく変わってきま

す。そんな基本的なところにセールスの主体

が戻ってきたのです。

 

高額商品の代表といえば住宅。

住宅ほど誰が何をどのように説明するかによ

って、売れ行きが変わる商品はありません。

 

それにもかかわらず、商品説明はないがしろ

にされているのがこの業界。

 

あなたの建売住宅は、その魅力をきちんと伝

えられていますか?

 

もし、仲介業者の対応に不安なら売主自身が

説明することです。それが難しいなら販売図

面やパンフレット、ホームページを利用する

ことです。それだけで売上は大きく変わって

きます。

 

お試しください。