人間心理を学べ!

一昨日から始まった日本での「ポケモンGO」

狂想曲。予想通りとはいえ、その影響力の大

きさに、ある意味感動しています。

 

以前からゲーム理論(ゲーミフィケーショ

ン)というのが私たちマーケッターの間では

注目されており、私も勉強していました。

 

今回のポケモンGOはそれを肌で感じさせる事

例。本業のコンサルティングに大いに利用で

きそうです。

 

というのも、ゲームというのは私たちの生活

には不要なもの。なくても生きていけるので

すが、現実には貴重な時間や、高いお金を払

ってゲームに熱中している人がいっぱいいます。

 

それを可能にしているのが人間心理。

ゲームには人を熱中させる高度なテクニック

が隠されているのです。

 

例えば、不足感。

ポケモンGOには不足感の技術が利用されてい

ます。不足感とは、人は足りないものを集め

たくなるという心理。

 

ポケモンGOは、145のポケモンが捕獲可能と

されています。そのため、1匹捕獲すると

もっと捕獲したくなるのが人間。

 

そして、捕獲すればするほど、全部集めたく

なるのが人間心理です。

 

昔、仮面ライダーカードというのがありまし

たが、あれもまさに不足感の技術を利用した

もの。

 

お菓子のおまけでしたが、カードだけ欲しく

てお菓子は捨ててしまうというのが社会問題

になりました。

 

不足感というのは、また成長にもつながりま

す。どういうことかというと、不足している

ものが集まると自分が目標達成に向けて成長

しているように感じるのです。

 

そうすると、ますますモチベーションが上が

り最後までやり遂げたくなります。だからや

ればやるほど、ポケモンGOなら集めれば集め

るほど、やめられなくなる。なぜなら自分の

成長が目に見えてわかるからです。

 

他にも、ポケモンGOには協力という技術も

利用されています。

 

それは、みんなで情報を交換しあうというこ

と。○○公園にレアなポケモンがいたよ、とか

いう情報を、SNSなどで発信することによっ

て人とのつながりを感じることができるのです。

 

自分の発信に対して多くの人が反応してくれ

たり、感謝してくれるとますます面白くなり

ます。

 

他にもいろんな技術が応用されていますが、

どれもこれも人を楽しませ、熱中させる技術

ばかり。

 

うまく私たちのビジネスに応用できれば、

住宅の購入も楽しくワクワクさせることがで

きるということです。

 

あなたもポケモンGOをやってみてはいかがで

すか?ビジネスのヒントがつかめるかもしれ

ませんよ。