メダル請負人を利用しろ!

 

連日、リオオリンピックの日本代表が凄い。

 

こんなに活躍すると2020東京オリンピックの

ハードルがかなり高くなってしまいそうです

が、波に乗った選手たちのメダル奪取はまだ

まだ続きそうです。

 

それはそれで凄いことなのですが、

私が選手以上に感心しているのは選手を育て

た指導者の方。優勝請負人ならぬメダル請負

人とも言えるコーチの存在です。

 

例えば、競泳の平井伯昌ヘッドコーチや

シンクロの井村雅代ヘッドコーチ。

今回も期待に違わぬ結果を残しています。

 

とりわけ、井村雅代ヘッドコーチに関して

は、今回も2008年から途絶えていたメダルを

就任後わずか2年で奪取。その実力をまざま

ざと見せてくれました。

 

ちなみに井村ヘッドコーチの実績は以下の通

り。

 

1984年 - ロサンゼルスオリンピック 

元好三和子・木村さえ子組でデュエット種目

銅メダル。

1988年 - ソウルオリンピック 

小谷実可子・田中京組でデュエット種目

銅メダル。

1992年 - バルセロナオリンピック 

奥野史子でソロ種目銅メダル。

1996年 - アトランタオリンピック 

チーム種目(8人制)銅メダル。

2000年 - シドニーオリンピック 

デュエット種目の立花美哉・武田美保組、

チーム種目それぞれ銀メダル。

2001年 - 世界選手権福岡大会 

立花・武田組デュエット種目で世界大会初の

日本人金メダル。

2004年 - アテネオリンピック 

デュエット種目の立花・武田組、チーム種目

それぞれ銀メダル。

2008年 - 北京オリンピック 中国代表、

チーム種目銅メダル。

2012年 - ロンドンオリンピック 

中国代表、デュエット種目銅メダル、

チーム種目銀メダル。

2016年 - リオオリンピック 

乾・三井組デュエット種目銅メダル

 

このように、日本のみならず中国でも素晴ら

しい実績を挙げています。

 

つまり、選手の伸ばし方を知っているという

こと。結果の出し方を知っているということ

です。

 

よくうちの社員は・・・と社員を嘆く社長さ

んがいらっしゃいます。

 

確かに、どうしようもない社員もいないわけ

ではありませんが、育て方に問題がないかと

いえば、問題がないとは言えません。

 

だとすれば、井村コーチのように育て方を知

っている人を利用するのも一つの方法。自分

で育てるのではなく、育て方を知っている人

を雇うことで今の戦力をアップすることがで

きます。

 

餅は餅屋。

社員教育はプロに任せること。

それが会社を発展させるコツかもしれません。