家を買うタイミングはいつ?

 

建売住宅の売れ行きを決定する3つの要素を

ご存知ですか?

 

それは、価格、品質、タイミングです。

 

では、この3つの要素の中で、優先順位をつ

けるとすればどの順番がいいでしょうか?

 

つまり、売れ行きに最も影響を与えるものは

何か?ということです。

 

多くの人は、価格と答えるかもしれません。

確かに価格は重要な要素です。

 

しかし、答えは違います。

答えは、タイミング>価格>品質 の順。

 

実は価格よりタイミングの方が上なのです。

 

例えば、ジュースを買う場合。

安いスーパーで買えば80円程度で買えるジュ

ースも私たちはコンビニで100円出して購入

します。なぜなら、便利だから。

 

欲しいと思った瞬間にコンビニがあれば価格

が高いのをわかっていても購入します。

 

実際、東日本大震災の時には被災にあった人

たちは、民間のアパートに駆け込みました。

 

普段はほとんど借り手がいないようなアパー

トも、この時ばかりは取り合いになるほど。

許容範囲の価格であれば、価格を気にする人

はいませんでした。

 

つまり、人は必要に迫られると価格は気にし

ないということ。タイミングさえ合えば価格

は二の次になるということです。

 

だとすれば、お客様の購買のタイミングを知

ることができれば、そのタイミングに合わせ

てアプローチをかけられます。

 

そのタイミングの人(購買適齢期の人)が反

応しそうなメッセージを投げかけると、集客

しやすくなるということです。

 

では、人はどんな時に住まいの購入を考え始

めるのでしょう?

 

ここに首都圏で新築マンションを購入した人

の調査結果があります。それによると住まい

の購入の検討をはじめたきっかけは、

 

第1位が、家賃がもったいないから

第2位が、家が狭く感じられて

第3位が、賃貸の更新時期が来た

第4位が、ローン金利の条件がいい

第5位が、子供が生まれた

第6位が、家のそばに物件が出た

 

となっています。

 

きっかけとして一番回答が多かったのは

「家賃がもったいないと感じられて」です。

多くの人が毎月の家賃負担をきっかけに住ま

い購入を意識したようです。

 

特に子供のいないカップルでは半数近くがき

っかけとして選んでいます。確かに賃貸住宅

では家賃は払いっぱなしで、資産として何も

残らないことが気になります。

 

また、「賃貸の更新時期が来たので」も多い

回答です。更新の時期が近づくと、賃料や更

新料が割高に見えてくるのかもしれません。

 

人は痛みを感じると、それを克服するように

動きます。つまり、家賃はもったいない、は

ベタなやり方ですが効果があるということ。

 

今一度試してみてはいかがですか?

効果ありますよ。