なぜ女性目線の家が売れるのか?

 

家を買うときの夫婦関係について考えたこと

がありますか?

 

普通であれば、夫婦仲の悪い夫婦は家を買い

ません。夫婦仲がいいからこそ、もっと素敵

な未来のために家を買うのです。

 

だとすれば、夫婦仲のいい夫婦というのはど

んな夫婦なのか、どんな生活を送っているの

かがわかると、彼らを満足させる家がつくれ

ます。

 

先日、ある会社がこんな調査をしました。

それは、幸福度の高い夫婦ほど「夫が担って

いる家事ランキング」という調査です。

 

つまり、夫が家庭に協力的で妻をおもんばか

ってくれる夫婦ほど、妻のココロの平穏が得

られ夫婦の幸福度は高くなる、ということ。

 

そのために、夫はどんな家事を負担している

のか、ということです。それによると

 

第3位は、食料品などの買い物

 

日用品の買い物は、重い荷物を持たなくては

ならないケースも少なくありませんし、何よ

りも意外と時間をとられるので家事の中でも

負担が大きい行為のひとつ。夫だけで買い物

ということは少ないでしょうが、夫婦で買い

物に出かける夫婦が多いということでしょう。

確かに夫婦でスーパーに来ているカップルは

たくさんいます。

 

第2位は、お風呂の掃除

 

お風呂の掃除は意外とチカラ仕事ですから、

女性がやるよりも男性が行ったほうが早い上

にキレイになりやすいですよね。

 

夫婦仲のいい夫婦では、妻の負担を軽減する

べく上手に役割分担をしている様子がうかが

えます。

 

そして第1位は、ゴミ出し。

 

たっぷり入っているゴミ袋って意外と重い

し、わざわざ家の外まで運ばなくてはなりま

せんから、妻がやるよりもチカラのある夫が

持っていてくれた方が助かる家事なのは間違

いありません。わが家もこれは私の仕事。

うちの夫婦仲がいいのはこのおかげだったの

かもしれません。

 

要するに、「家のことは女がやるものだ!」

なんて保守的な思想を持っている夫がいれ

ば、妻はひとりで負担が増えちゃいますか

ら、夫婦の幸福度が下がるということ。

 

逆に、夫が家事の一部を負担してくれると妻

の幸福度が上がり、妻の幸福度が上がると、

夫の幸福度も上がるということです。

 

最近の家は、女性が選ぶと言われることがあ

りますが、この調査を見ていると、男性が家

事に参加する割合が増えたことで、女性目線

の家が理解されやすくなったのかもしれません。

 

「家のことは女がやるものだ!」から

「家のことは夫婦で協力してやるものだ!」

に変わったことが、女性目線の家が好まれる

理由なのかもしれません。