ポケモンGO狂想曲に学ぶ。

 

社会現象とも言われたポケモンGOですが、

あなたはまだやっていますか?

 

普段ゲームというのを全くやらない私です

が、今回はブームに乗ってみようということ

ではじめました。

 

おかげさまで、現在、XPレベルは19。

わかる人にはわかると思いますが、

そこそこ頑張ってやっています。

 

もっとも、一緒にはじめた息子(大学生)は

すでに卒業。まだやってるの?と冷めた目で

親を見ています。

 

ただ、世の中の流れは息子と同じ。

ポケモンGO狂想曲も当初よりはかなり沈静化

しているように思えます。

 

これをゲームヒット理論で説明しましょう。

 

ゲームヒット理論によれば、

ヒットしたゲームのブームが長く続くか、

急激に冷めてしまうかには、一定の理論が

あるといいます。

 

それは、

ゲームがブームになる勢いと

ゲームのブームが去る勢いは比例する

ということ。

 

つまり

急激にブームになったゲームは

急激にブームも去っていきます。

 

一方

なだらかに広がってブームになったゲームは

そのブームが去るのもなだらかになります。

 

つまり、

長く愛されるゲームシリーズというのは、

1作目から急激に売れるというわけではなく

少しずつコアなファンが生まれていき

その広がりが一定のレベルになると

一気に広がるということ。

 

この流れができていない状況で

急激に広がった場合は、

急激にブームが去ってしまう

ということが起こりやすくなるのです。

 

今回のポケモンGOはまさにそんな状態。

このままゲーム理論通りフェードアウトして

いくのか、少しずつコアなファンを増やして

いくのかゲームとしての真価が問われます。

 

もっともこのゲーム理論は私たちのビジネス

にもそのまま適用されます。

 

要するに、

すぐに儲かるビジネスは

すぐに廃れるということです。

 

誰でも簡単にすぐに儲かるビジネスは

それだけ新規参入業者も多いということ。

少し前の太陽光発電ビジネスなどがいい例

です。

 

ではどうしたらいいのか?

 

答えは少しずつコアなファンをつくること。

コツコツ続けなければできないビジネス

モデルを構築することです。

 

そうなれば新規参入業者が増えても

すぐにはあなたの牙城は崩せません。

安心して次の手を考えることができます。

 

大切なのは短期間で儲かるビジネスモデルを

つくることではありません。長期間時間をか

けないと競合が真似できないビジネスモデル

をつくること。

 

それがあなたのビジネスを安定させる秘訣です。