よく聞かれる質問に
「どうすればもっと売れるようになります
か？」という質問があります。
答えは簡単です。
「お客様が欲しいものをつくればいいだけ」
たったそれだけです。
お客様が欲しいものをつくり
お客様が望む方法でその商品を伝える。
それだけで売上は上がります。
逆に言えば、
売上が思うように上がらないということは
お客様が欲しいものを作っていないというこ
と。お客様の欲しいものがわかっていないと
いうことです。
もちろん、お客様が欲しがるものだと言って
価格を無視していいということではありませ
ん。ここで言う、お客様が欲しいものという
のには、「お客様が望む価格で」という条件
も含まれています。
つまり、お客様が望む価格でお客様が欲しい
商品を提供できているか、ということが大き
な問題なのです。
もしあなたが思うように売れない・・・と感
じているなら、それはお客様が望む商品がわ
かっていないということ。
お客様が住まいに何を求めているかわかって
いないということです。
昔は売れていたのに・・・という人によく会
います。要するに、昔はお客様が欲しいもの
がわかっていたのに、今はよくわからないと
いうこと。
ひょっとすると昔もよくわからなかったけ
ど、時流に乗ってやっていたら売れていた、
というのが本当かもしれません。
ではどうしたらお客様が欲しいものがわかる
ようになるのでしょう？
答えは簡単です。
お客様を観察すること。
お客様の生の声を聞くことです。
お客様が欲しい商品、
お客様が望むものは時代によって変わりま
す。だから、その時代の声を聞くことが何よ
り大切になります。
そのために売主がすべきことは、
現場に出てお客様の生の声を聞くこと。
それが一番確実で手っ取り早い方法です。
私の建売業者さんへの不満で最大のものは
これができていないこと。とりわけ、仲介業
者に販売を任せている業者さんではほとんど
できていません。
だから、徐々にお客様が望む商品との乖離が
起きてきます。そして気がつけば、ひとりよ
がりな商品を作るようになる。そして売上が
伸びなくなるのです。
大切なことは、現場の声を聞くこと。
そのために、現場に出ることです。
仲介業者が売り出しをするなら一緒に同席し
て、見学に来たお客様の声を聞きましょう。
仲介業者が売り出しをしないなら、自社で売
り出しをしましょう。そして、生のお客様の
声を、生の物件に対する批判を受けましょう。
それだけで、売れる物件を作る秘訣がわかる
ようになります。お試しください。