会社は見た目が9割?!

 

建売業者さんには「男は中身で勝負」という

業者さんが多い。

 

簡単にいえば、いい家をつくっていれば会社

の体裁なんで気にしなくてもいいという考え

方です。

 

だから、事務所や社員の服装、ホームページ

や販売図面なんかに気をつかわない。

 

それ自体は、それぞれの価値観なので問題な

いのですが、売りたい家によっては考え直さ

なければならないことがあります。

 

どういうことか、というと、

自分たちは気にしなくても、買うお客様が気

にするならそれに合わせなければいけないと

いうこと。

 

客層にあった売り方、会社のあり方が必要だ

ということです。

 

いろんな会社にお邪魔することがあるのです

が、会社の仕事ぶりというのは会社の外観を

見ただけでなんとなくわかるものです。

 

これは、私がいろんな会社を見ているからわ

かるのではなく、人間が持っている直感が教

えてくれるもの。

 

事務所がだらしなくなっていれば、仕事ぶり

もだらしないのは想像できます。

 

「一事が万事(いちじがばんじ」とはよく言

ったもので、一つのことを見れば、他のすべ

てのことが推測できます。

 

もっとも、販売するのは仲介業者の仕事、

売主がどんな会社なんて関係ないよ、という

意見もあります。

 

確かに、以前はそんな考えがまかり通ってい

ました。売主のことを知るのは買ってから、

購入を決める段階では物件の良し悪しこそが

判断材料で、売主なんて判断材料にならない

というのがその考え方の根本です。

 

しかし、時代は変わりました。

売主がどんな人か、どんな会社かということ

を買主が気にするようになったんです。

 

インターネットの発達というのが大きな転機

になったと思いますが、もはや私たちの生活

にインターネットSNSは欠かせません。(た

とえ売主が利用していなくても、買主が利用

していたら欠かせないものです)

 

つまり、売主がどんな会社なのか、という売

主の人格もインターネットやSNSで簡単に調

べられるようになったということです。

 

それに気づいた一部の建売業者さんは、

見た目を気にするようになりました。

 

そして、見た目を気にするようになった建売

業者さんの一部が東京を中心に飛躍的に売上

を伸ばしています。

 

今までの建売業者のイメージと違う建売業者

として、ある客層を中心に圧倒的な支持を受

けているのです。

 

つまり、見た目で判断する人に受け入れられ

やすい会社になることによって売上を伸ばし

たということ。

 

もちろん客層によっては、会社の見た目を気

にしない客層もあります。そんな客層を相手

にしているのであれば会社の見た目は気にす

る必要はありません。

 

しかし、見た目を気にする客層を相手にする

のであれば、会社の見た目もお客様が満足す

るものに変えることが大切です。

 

「人は見た目が9割」という本が大ヒット

しました。

 

つまり、それだけ見た目が重視される世の中

だということ。だとすれば、あなたの会社の

見た目もそれに合わせた方がビジネスも楽に

なるということです。

 

儲かっているなら真剣に考えてみてはいかが

ですか?いい投資になりますよ。