面倒臭いビジネスをはじめよう。

 

建売会社ではないのですが、先日わずか4年

で売上を約60倍にした不動産会社のビジネス

モデルを研究していました。

 

社長は、若干32歳。

色々調べてみると、どうやら裏に指南役がい

るようですが、それにしても指南役の指示を

確実にこなすバイタリティーは半端ではあり

ません。

 

まあ、急激に伸びている会社ですから、他業

者からの誹謗中傷は少なくないのですが、そ

れを差し引いてもこの成長はさすが。

 

ビジネスモデルの詳細はここでは書き切れま

せんが、今までの不動産ビジネスの常識を破

ったものであることは確かです。

 

ただ、とんでもないビジネスモデルなのかと

いうと、決してそうではありません。

 

昔からある不動産ビジネスを現代風にアレン

ジして、ターゲットを絞っているだけ。決し

て他の人にできないビジネスモデルではあり

ません。

 

それにもかかわらず、ライバルの参入が少な

くこの会社が一人勝ちしているのはなぜか?

 

それは、このビジネスモデルをマネすること

が面倒だからです。

 

面倒臭いビジネスモデル。

要は、そんなビジネスモデルが一番儲かると

いうこと。

 

裏を返せば、面倒なことを嫌がっていては

大儲け(大成功)はできないということで

す。

 

私もそうですが、年を取ったり、業界でのキ

ャリアが増えると、どうしても慎重になります。

 

慎重になるといえば聞こえはいいのですが、

要するに、行動力がなくなるということ。

 

トラブルやリスクばかりを考えて、行動する

前に諦めてしまうことです。

 

どんなビジネスにもトラブルやリスクはつき

ものです。絶対、安心確実なビジネスなんて

ありません。

 

仮にあったとしたら、それは大儲けはできな

いビジネス。なぜなら、利益率とリスクは比

例するものだからです。

 

だとすれば、トラブルやリスクを回避する方

法を考えればいいだけ。トラブルやリスクは

発生するものだとして、あらかじめ対策を考

えておけばいいだけです。

 

面倒臭いビジネスをはじめましょう。

他社がトラブルやリスクがあるからと逃げ腰

になるビジネスをはじめましょう。

 

そこは、ブルーオーシャン。

トラブルやリスクさえ回避できる方法を考え

れば一人勝ちの世界です。

 

それにしても4年で売上60倍とは・・・

まだまだ不動産業界は夢のある業界です。