売れない最大の原因とは?

 

いい物件なのに売れない・・・ということが

あります。売主にとっては悩ましいことです

が、原因は仲介業者(販売業者)の問題。

 

仲介業者(販売業者)の能力不足もあれば、

努力不足ということもよくあります。

 

注意しなければいけないのは、販売計画がし

っかりしていない業者の場合。そんな業者に

専任媒介を任せると痛い目に合います。

 

用地仕入れの関係で、専任を外せないという

ケースも多々ありますが、そんな場合は、売

却時の仲介手数料も仕入れ代金として予め計

上しておくこと。これからはそれくらいして

おかないと販売はうまくいきません。

 

実際、大手不動産会社に販売を任せてたのに

全然売れない・・・というのはよくある話。

媒介期限が切れた途端に一気に売れはじめた

というのは、典型的な業界あるある。

 

それまでの苦悩はなんだったんだ・・・と思

うこともよくあります。

 

正直、当たり前のように専任媒介をもらった

業者は安心感からまともな営業はしません。

売れればラッキー、売れなくても仕方ないと

いうのが彼らの本音。

 

泥臭い営業をしてでも売り切ろうという姿勢

はありません。

 

では、どうしたらいいのか?

 

私のおすすめは、売主自らが販売活動を行う

ことか、泥臭い営業のできる仲介業者を見つ

けることです。

 

例えば、建売住宅の場合、泥臭い営業とは以

下のような営業を指します。

 

現地売出しをする場合は、まず1週間の計画

を立てます。

 

土日に現地売出しをするなら、折り込みチラ

シは金曜日か土曜日に配布されるよう前週に

準備をします。

 

そして、月曜日から木曜日まではチラシの入

るエリアの賃貸物件に投げ込みをするのが常

套手段です。

 

こうすることによって、折り込みチラシが入

る前に告知することができるので物件に対す

る認知度が上がります。

 

お客様はチラシを見てすぐに行動するとは限

りません。チラシを見て、頭の中にこんな物

件があるんだと認識します。

 

そして、再度チラシを見ることによってそれ

がキッカケとなって行動に移します。それほ

ど、慎重に行動を起こすのが普通のお客様で

す。

 

だからこそ、物件を認識させるという行為は

重要。売りたい人全員があなたの物件のこと

を知っているというくらいに浸透させてもや

りすぎではありません。

 

売れない・・・という物件をよくよく調査し

て見ると認知活動(広告活動)がされていな

いことがほどんど。

 

本人たちはやっているつもりでも、あなたが

売りたい人に伝わっていなければできていな

いことと同じです。

 

しつこいくらいに告知活動をしましょう。

予算の許す限り、あらゆる手段を使って告知

しましょう。まずは、あなたの物件を知って

もらう、それこそが売却の第一歩。徹底する

ことが大切です。